愛媛大学医学部の偏差値や難易度|合格者が教える参考書ルートを紹介

愛媛大学対策

みなさんこんにちは。愛大研ハイスクール編集部の中村です。

今回は、愛媛大学医学部の入試傾向や、合格するための参考書ルートについて、偏差値や共通テストを含めた入試全体の難易度、具体的な二次試験の出題傾向などに触れながら、実際に受験を経験した私自身の経験を踏まえて、科目別に詳しく解説します。

愛媛大学医学部は、全国の医学部の中で中堅クラスあたりに位置し、一般選抜での募集人数は55人と少なく、特に近年高い倍率を誇っています。
そのため、決して簡単に合格できる大学ではなく、的確な戦略と確実な実力が求められます。志望するのであれば愛媛大学医学部の入試傾向を意識し、科目ごとにしっかりと対策を立てることが重要です。

 

【本記事の執筆者(中村)の紹介】

高知県出身、高知学芸高校を卒業後、河合塾で1年間浪人生活を経験。
その後、愛媛大学医学部に前期試験で上位合格。

同じように愛媛大学合格を目指す皆さんにとって、私の体験が少しでも参考になれば幸いです。どうぞよろしく願いします。

※本記事はE判定からの逆転合格がコンセプトの「愛大研ハイスクール」の塾講師が、最新情報をもとに執筆しました。

 

愛媛大学医学部の偏差値と倍率

偏差値

河合塾が発表している2026年度一般選抜(前期日程)における合格可能性50%の「ボーダー偏差値」は、愛媛大学医学部で 65.0 と予想されています。(参考:河合塾 入試難易予想ランキング表)

この偏差値65という水準は、三重大学・浜松医科大学・長崎大学といった、全国の中堅~レベルの国公立大学医学部と並んでいます。さらに、二次試験のみの偏差値で見てみると、金沢大学・岐阜大学・和歌山県立医科大学・滋賀医科大学・熊本大学・京都府立医科大学・広島大学・名古屋市立大学などの全国的に評価の高い難関医学部とも肩を並べています。

また、四国の他の国公立医学部と比較してみると、徳島大学・香川大学・高知大学はいずれも偏差値が62.5となっており、愛媛大学は四国4県の医学部の中で最も偏差値が高い医学部ということになります。(※なお、共通テストのボーダー得点率に関しては、徳島大学が最も高い傾向にあります。)

このように、愛媛大学医学部は地方国公立医学部の中でもやや難易度が高めであり、特に二次試験でしっかり得点できる実力が求められる大学だと言えます。

倍率

【一般選抜】

倍率 定員(人) 志願数(人)
令和7年度 9.4倍 55 516
令和6年度 10.3倍 55 569
令和5年度 4.4倍 55 243
令和4年度 7.1倍 55 389
令和3年度 9.7倍 55 531

(参考:愛媛大学 入学試験実施統計一覧)

愛媛大学医学部の一般選抜(前期日程)の倍率は上記の過去5年のデータを見ると、全国的に見てとても高い傾向にあります。

これは、

  1. 愛媛大学医学部は共通テストのボーダー得点率が80%で前後しており、全国の国公立医学部の中ではやや低めである
  2. 共通テストと二次試験との配点比率が5:7と、二次試験の比重が高い傾向にあること

によって二次試験での逆転を狙った受験生が集まることと関係があると考えられます。

 

【地域枠(学校型選抜Ⅱ 推薦B)】

倍率 定員(人) 志願者数(人)
令和7年度 3.2倍 20 63
令和6年度 3.3倍 20 66
令和5年度 2.5倍 20 50
令和4年度 3.2倍 20 63
令和3年度 4.0倍 20 79

(参考:愛媛大学 入学試験実施統計一覧)

地域枠(学校型選抜Ⅱ 推薦B)の倍率についてですが、この入試方式は募集人数が20人程度で、受験資格が「愛媛県内の高校出身者」などに限定されているにも関わらず、例年3倍強の倍率に達しており、年度によっては4倍まで上がっています。

 

愛媛大学医学部の難易度とは

同程度の偏差値の国立大医学部と比較

今回は、共通テストのボーダーが82%で、二次試験のボーダー偏差値が65と、両方ともが愛媛大学医学部と一致している三重大学・浜松医科大学・長崎大学と、愛媛大学医学部を比較していきたいと思います。

浜松医科大学は単科医科大学であるため、数学・英語・理科といった二次試験の全科目が医学部医学科志望者向けに作成されています。合格のために必要な得点率自体は愛媛大学医学部と比べて低めですが、出題される問題の難易度は全体的に高めとなっています。

一方で、三重大学・長崎大学は、愛媛大学と同じく総合大学であり、これらの大学では数学のみが医学部専用の問題となっている点で共通しています。よって数学に関しては出題される問題の難易度は愛媛大学よりもやや高い傾向にあります。また、浜松医科大学・三重大学・長崎大学のいずれにおいても、二次試験の英語に英作文が含まれている点も共通しています。

受験者層についてですが、私は高知県出身で名古屋で浪人していた経験があり、そのため四国地方や東海地方の国公立大学医学部の受験生の雰囲気については、周りの医学部志望者を通じてある程度把握しています。ただし、長崎大学に関しては実際に接した受験生が少なく、詳しくお伝えすることが難しい点はご容赦ください。

東海地方の三重大学・浜松医科大学については、受験者の学力に大きな差はないように感じましたが、浜松医科大学を受験する層は、標準的な問題で確実に得点するよりも、やや難しめの問題を得意とするタイプが多かった印象があります。また、東海地方には四国地方と比べて、いわゆる「進学校」と呼ばれる高校が多く、個人的な印象としては、両大学とも愛媛大学の受験者層よりもレベルが高いように感じました。

(参考:河合塾 入試難易度予想ランキング)
(参考:三重大学 過去問題について)
(参考:長崎大学 受験生の入試情報サイト)

愛媛大学医学部の倍率は高くなることが多い

令和7年度 令和6年度 令和5年度
三重大学 3.3倍 8.0倍 4.7倍
浜松医科大学 4.9倍 4.5倍 7.2倍
長崎大学 4.5倍 4.4倍 3.3倍
愛媛大学 9.4倍 10.3倍 4.4倍

(参考:三重大学 志願情報)
(参考:浜松医科大学 志願者数速報)
(参考:長崎大学 受験生の入試情報サイト)

過去3年間の入試倍率を、先ほどの三大学(三重大学・浜松医科大学・長崎大学)と比較してみると、令和6年および令和7年の一般選抜においては、愛媛大学医学部の倍率が最も高くなっています。

この高倍率の背景には、先述した要因が考えられます。まず、そもそもの募集人数が比較的少ないことが挙げられます。また、共通テストと二次試験の配点比率のバランスや、二次試験における各科目の配点が特定の科目に偏ることなく標準的である点も、受験生にとって出願しやすい要因となっていると考えられます。

私自身が愛媛大学医学部の受験を決めた際も、令和6年度(2024年度)の倍率が10倍を超えていたことから、翌年度も高倍率になることはある程度予想していました。ただ、私は共通テストで余裕を持った得点が取れたこともあり、出願時には倍率についてあまり気にしませんでした。今年の共通テストの最低点は76%ほどでしたが、私が実際に愛媛大学医学部に入学してから出会った友人の中には、共通テストの得点率が78%以下という人も少なくありません。特にボーダー付近の人は二次試験で合否が分かれるので最後まであきらめないことが大切です。

最終的には何人受験するかよりも、自分が本番でしっかり得点できるかどうかが最も重要だと思っているので、個人的には倍率に過度にとらわれすぎる必要はないと感じています。

 

愛媛大学医学部の入試科目

共通テスト

愛媛大学の共通テストの配点は以下の通りで、合計500点となっています。

科目 配点(点)
国語 100
数学 Ⅰ・A 50
Ⅱ・B・C 50
社会 地総、地理探究
歴総、日本史探究
歴総、世界史探究
公共、倫理
公共、政・経
地総、歴総、公共 から1つ選択
50
理科 物理              化学              生物              地学       から2つ選択 各50で合計100
英語 リーディング 80
リスニング 20
情報 50
合計 500

愛媛大学医学部医学科の入試における特徴のひとつとして、英語の共通テストではリスニングよりもリーディングの配点が高く設定れている点が挙げられます。そのため、リーディングとリスニングの得点がほぼ同じくらいの方は、配点の比重を考慮し、リーディングに重点を置いた学習を進めると、より効率的に得点を伸ばすことができます。

また、共通テストでは理科の選択科目として「生物」や「地学」を選ぶことが可能ですが、愛媛大学医学部の二次試験では「物理」と「化学」のみが指定されており、生物または地学を選択している受験生は注意が必要です。

目標とする得点率については、年度によって多少の変動はありますが、おおよそ80%前後が目安とされています。もちろん、できる限り高得点を目指すに越したことはありませんが、この目安を意識して戦略を立てることも重要だと感じます。

二次試験

愛媛大学医学部の二次試験の配点は以下の通りで、合計700点となっています。

科目名 配点(点)
数学(数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B・数学C) 200
物理基礎・物理 100
化学基礎・化学 100
総合問題 200
面接 100
合計 700

総合問題は他大学の「英語」の科目に近い問題で、英語の長文を読んで、その内容に関する問に答えたり、内容をすこし飛躍させたテーマで小論文のようなものを書いたり、個人の創造性を試すような問題まで出題されます。
配点はオーソドックスなタイプで、理科2科目の合計が数学と総合問題(英語)と同じ(200点)になっています。
また、面接の配点も他大学と変わらないくらいの水準です。

共通テスト・二次試験のボーダーライン

愛媛大学医学部の共通テストと二次試験の合計点数の配分は以下の通りです。

共通テスト 500点 合計1200点
二次試験 700点

先ほど述べた通り、共通テストのボーダーは約80%前後で推移しています。仮に共通テストでボーダー付近の得点を獲得した場合、合格するには二次試験である程度高得点を取る必要があります。合格者平均点付近の、ある程度余裕のある点数で合格するためには、年度によってこれも差がありますが、二次試験では546点、すなわち約78%の得点が求められます。

二次試験の問題は、数学・物理・化学ともに標準的な難易度であるため、これらの科目で平均して85%以上の得点を狙いたいところです。一方、総合問題は小論文的要素が強く、採点基準が明確ではないため、練習時に自己採点で高得点を取れていたとしても、本番では評価が異なる場合があります。そのため、二次試験で逆転を狙うわけではない場合、「総合問題で80%ほど得点できる」という前提で戦略を立てるのは、個人的にはおすすめできません。

とはいえ、総合問題では思いがけず高得点が得られる可能性もあります。そのため仮に、本番の試験で、理科や数学で思うようにいかなかったとしても、最後の総合問題まで決して諦めずに頑張ってください。

では、以下では先ほど紹介した得点配分のイメージで得点し、愛媛大学医学部に合格するための参考書を紹介したいと思います。

【科目別】愛媛大学医学部合格に向けた参考

数学の参考書ルート

数学は医学部受験生のレベルから見て標準的な問題が多く、難問と呼ばれるような、ほとんどの受験生にとって初見となる問題が出題されることはほぼありません。なので、標準的な問題を確実に取り切って、高得点を取ることが必要です。

では、そのような傾向に対応するのを補助してくれるような参考書を紹介したいと思います。

参考書名 推奨理由
基礎レベル NEW ACTION LEGEND NEW ACTION LEGEND は網羅系の参考書です。参考書の構成としては例題や練習問題のほかLet‘sTryや思考問題などの発展的な内容も含まれます。
私がこの参考書を紹介する理由としては、受験数学の定番問題を一通り網羅できるところと、解説の見やすさにあります。なので、高校で青チャートfocus goldなどの別の網羅系参考書が配布されている方はそのまま配布されたもので勉強していただいて大丈夫です。
愛媛大学医学部合格レベル   1対1対応の数学 1対1対応の数学は、先ほど紹介したような網羅系参考書の例題を、別視点から発展させたような、網羅系参考書の例題の内容を本質的に理解できているのかを問う問題が集まっています。網羅系参考書の例題が概ね完璧になったと思った後にこの参考書を解いてみると、自分が理解したつもりになっていたが、実は理解できていなかった”穴”が見つかります。
確かに網羅系の参考書にも発展的な問題はありますが少し問題数が多いと感じる上に、自分でその中から取捨選択して解いていくのは難しいと思うので、数学ばかりに時間を費やせない医学部受験勉強において、あらかじめ問題が厳選された1対1対応の数学を利用するのはおすすめです。
新数学スタンダード演習 この参考書は解答が1つだけでなく、別解が充実しており、各分野のまとめのページが見やすいのでお勧めです。難易度的には、【総合問題】で、上記の1対1対応より難しめの問題も載っていますが、数学を得意科目にしたい方は解いてみるとよいでしょう。

 

物理の参考書ルート

例年、大問2問の構成で、物理も数学と同様に標準的な問題が出題されます。力学と電磁気のセットが多い傾向にはありますが、波動や熱力学なども出題されているので分野に偏りのない勉強が重要です。

参考書名 推奨理由
基礎レベル 漆原晃の物理基礎・物理 が面白いほどわかる本 この参考書は学校の授業や教科書と並行して使えて、初学者に向けて各分野が丁寧に解説されています。問題集というよりは教科書です。物理はそれぞれの分野で独特の考え方が必要で、それに適応するのが苦手な人が一定数いるように感じますが、そのような物理独特の考え方を自然な導入から身に着けてくれるので、そういった方に強くお勧めします。また、物理は何よりも基礎が大切な科目なので、物理がある程度のレベルまで達したという人にも基礎の確認という意味でおすすめです。私自身、物理は苦手というわけではありませんでしたが、受験直前までこの参考書を開いていました。
リードα 授業で習った内容や、『漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』で学んだ内容のインプットに適した初歩的な内容の問題集です。これを使ってわからないところがあれば『漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』でその分野を確認する、というのを繰り返すと物理の基礎を確実に定着させられます
愛媛大学医学部合格レベル 重要問題集 物理 高校で配られる方も少なくないと思いますが、受験物理で頻出の問題が集まっています。愛媛大学医学部レベルからすると少し難しめな問題もありますが、物理は少し難しめな問題を解くことで基礎の理解が深まることもあるので一通り解いてみるのをお勧めします。基礎がしっかり理解できていれば基本的に難なく解けていい演習になると思います。
このレベルが解けるようになれば愛媛大学医学部の物理対策は十分です。
名門の森 難易度は重要問題集とそこまで変わらないかと思いますが、こちらのほうが解説が充実していると思います。また、問題数が重要問題集よりも少なめで、私は現役時代に共通テストが終わってからこの参考書を2冊まとめて解きましたが十分解き終わりました。別解なども詳しく解説されているので、余裕がある方は解いてみると良いでしょう。

 

化学

化学も標準的難易度です。問題数は物理に対して少し多めで、私が愛媛大学医学部の二次試験の理科を解く際は、練習でも本番でも物理を先に終わらせて、早めに化学に取り掛かるようにしていました。問題の色としても特に特徴はありませんが、穴埋め問題で細かい知識が問われることがあるのでそこの対策は必要です。

参考書名 推奨理由
基礎レベル 大学受験Doシリーズ 鎌田の理論化学の講義・福間の無機化学の講義・鎌田の有機化学の講義の3冊。
入試化学において必要な知識をわかりやすくまとめてくれています。知識量としても愛媛大学医学部を受ける際に丁度適していると思います。この3冊に乗っている知識を細かいところまで習得することが大切で、これは共通テスト対策も兼ねています。(愛媛大学医学部受験において、”発展”の内容は飛ばしていただいて大丈夫です)
練習問題も載っていて、丁寧な解説もついているので解いてみてください。
セミナー化学 学校で配布されることも多いと思いますが、化学の基礎的な問題の演習を積むことができます。私の高校では定期テストでこの問題集が使用されていたので、定期テストに合わせて解くようにしていました。
愛媛大学医学部合格レベル 重要問題集 化学 こちらも高校で配られることも多いですが、基礎から発展的な内容まで幅広い難易度の問題が網羅されています。化学は問題演習を重ねるというよりは質が大切なので一問一問の理解を大切にして解いてみてください。この参考書がおおむね仕上がれば、愛媛大学医学部の実際の問題も難なく対応できるはずです。

 

総合問題の対策

数学、物理、化学、すべて特に特徴はなく標準的なものだと紹介してきましたが、この総合問題は特徴的で、英語力と国語力を問うような問題で、愛媛大学医学部ならではの対策が必要です。
内容としては、英語の長文問題(医療系の内容が多い)を読んだ上で、その文章の内容を問う問題や、そこから少し飛躍させて自分の意見を書く小論文のような問題が出題されます。
基本的に例年、英作がなくどの問題も日本語で答える形式です。数学、物理、化学は他学部と共通の問題なのに対して、総合問題は医学部医学科のみの問題で、点数の差もつきやすいので、共通テストからの逆転を狙うならここでしょう。
そんな、特徴的で合否を分ける総合問題に対応するための参考書を紹介します。

参考書名 推奨理由
基礎レベル ターゲット1900 総合問題は長文の内容自体はそこそこ難しいものの、難単語がたくさん出てくるという印象は受けません。難単語がたくさん載っている単語帳よりもターゲット1900レベルの単語帳を完璧にすることをお勧めします。
愛媛大学医学部合格レベル やっておきたい英語長文700 総合問題に対応するには大前提として難しめの英語長文を短時間で細かい内容まで理解できるようになる必要があります。英文は読めば読むほど速読力がつくので演習として難易度的にもこの参考書はおすすめです。
私立医大の英語
〔長文読解編〕
総合問題の英語長文では医学・生物学などの医学部特有の問題が出題される傾向にあります。私立医学部受験のように医学系の英単語を詳しく覚えている必要はありませんが、医学系・生物学系の話題は一度触れておくだけでも二回目以降、同じような話題の長文を読んだ時の理解度・スピードが大分変わってくるので、そのような話題に慣れておくという意味で私立医大の英語はおすすめです。

総合問題は慣れが必要で、記述量が多くとにかく時間が足りないので、私自身、共通テスト後に愛媛大学医学部を受験すると決めてから総合問題の対策ばかりしていました。上記の参考書を解きながら実際の過去問にも早いうちから触れて、小論力も養っていくことが大切だと思います。

 

面接対策

入試1日目の学科試験終了後に、2日目の面接に使用される「面接シート」の記入があります。面接当日は、基本的にこのシートに沿った内容で質問が進められますが、話の流れによっては記載していない内容についても質問されることがあります。

面接の質問内容は、出身高校や志望理由、高校生活で頑張ったこと、将来希望する診療科、長所や短所など、いわゆる医学部受験でよく聞かれる定番のものが中心です。面接シートの記入時間は十分に用意されていたため、ある程度準備して臨めば焦らず対応できるかと思います。

当日は、1日目に掲示される案内に従い、午前と午後のグループに分かれて面接が実施されます。待ち時間が長くなる場合があり、待機室では電子機器の使用が禁止されているため、不安な点やよく聞かれる質問をまとめた「面接ノート」などを持参するのがおすすめです。

面接形式は個人面接で、面接官は3名(私の場合は男性2名、女性1名)でした。これはあくまでも私の経験で、受験者全員に当てはまるとは言えませんが、面接官の方々は緊張を和らげてくれるような和やかな雰囲気で対応してくださり、落ち着いて受け答えすることができました。

面接では立ち振る舞いや言葉遣いを意識し、また想定質問への受け答えを事前に練習しておくことで、本番でも自分の力をしっかり出せると思います。ただし、面接の評価が最終的な合否に影響を与える可能性もあるため、1日目の学科試験で疲れがあるかもしれませんが、2日目の面接が終わるまで気を抜かずに全力で臨んでください。

愛媛大学医学部合格のための参考書ルートを作成しよう

受験勉強を進めるうえで大切なのは、まず「志望校合格」という大きな目標を明確にし、そこから逆算して達成可能な小さな目標を立てていくことです。そして、それぞれの目標を達成するために何が必要かを考え、今の自分の実力としっかり向き合いながら、現実的な計画を立てていくことが成功への近道になります。

先ほど紹介した各科目の参考書ルートを参考にしながら、自分自身の現状や得意・不得意を踏まえて、「愛媛大学医学部合格のための自分だけの参考書ルート」をぜひ作成してみてください。

とはいえ、これらすべてを一人で完璧にこなすのは簡単なことではありません。第三者、特にプロ講師の力を借りることで、自分の現在地や目標との距離、そして今後やるべきことが明確になり、学習効率が大きく向上します。

実際の勉強においても、基礎的な内容から取りこぼしなく理解を積み上げるには、プロによる対策や添削が非常に有効です。特に愛媛大学医学部の二次試験で出題される「総合問題」は、小論文的な要素が強く、自分ひとりで採点・添削・対策を行うのが難しいため、専門的なサポートを受けることで大きな安心と実力アップにつながります。

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