こんにちは。愛大研公式ブログ編集部の武智です。
今回は、愛媛大学農学部に学校推薦型選抜Ⅰや総合型選抜Ⅱで合格するための【対策と勉強法】について書いていこうと思います。
この記事を執筆している私は、
実際に推薦入試で愛媛大学に合格した経験をもとに、2019年度より愛媛大学受験の推薦指導を本格的に開始しました。
その後、愛媛で最初に愛媛大学の推薦入試に特化したクラスを開講し、愛媛大学への合格率は80%以上、E判定からの逆転合格率は70%以上を達成しています。
本記事は私が実際に推薦入試で愛媛大学に合格した経験や、これまでの指導で得た知識をもとに執筆しています。
受験をお考えの方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
※愛媛大学農学部の一般入試の対策については以下の記事を参考にしてください。
関連記事→愛媛大学農学部に合格するには
愛媛新聞取材記事
→【変わる大学受験】推薦入試で合格するには 松山市の学習塾が愛媛大学を徹底分析
愛媛大学農学部の入試方式
まずは、愛媛大学農学部で採用されている入試方式を確認していきましょう!
学校推薦型選抜Ⅰ
学校推薦型選抜とは、
高校から推薦を受けた生徒のみが受験できる選抜方法です。
各高校から推薦できる人数が決まっているので、誰でも受験資格をもらえるわけではありません。
定員や推薦の条件については愛媛大学のHPで公開されています。
大まかに言えば
高い評定と、勉強面以外の活動実績が必要になります。
具体的な科目や配点は後述していますので、そちらをご覧ください。
また、愛媛大学ではⅠとⅡの方式があります。
Ⅰは共通テストが課されません。しっかりとした活動実績があれば、もし勉強が苦手でも、合格できる可能性があります。また試験時期が早く、年内に合否が決まるのも特徴です。
Ⅱは共通テストが課されます。学科によっては二段階選抜になっているところもあります。また、一般入試と共通テストの配点が大きく異なることがありますので、受験をお考えの方は必ず早めに確認しておきましょう。
愛媛大学全体の学校推薦型選抜・総合型選抜についての解説はこちら↓
推薦・総合型選抜で愛媛大学を目指すなら!【入試科目/ 配点/ 対策を解説】
総合型選抜Ⅱ
総合型選抜は自己推薦の形式です。
言い換えると学校からの推薦がいらないので、各学校から受験できる人数に制限はありません。
しかしその分、倍率は高くなりやすいので注意が必要です。
最近愛媛県の県立高校入試で導入された「特色入試」の、大学受験バージョンだと捉えて差し支えありません。
受験する上で最も大切なのは、大学が求める人物像、つまりAP(アドミッションポリシー)に沿っているかどうかです。
高校生活での活動実績なども必要ですし、大学入学後や卒業後に頑張りたいことを明確に話せるように準備しておきましょう。
農学部の推薦入試の倍率

では、倍率はどれくらいなのでしょうか。
入試方式ごとに確認していきましょう。
※志願倍率(志願者/定員)を記載しています。
学校推薦型選抜Ⅰ
直近3年間の倍率は以下のとおりです。
※ここでは推薦A(普通科/理数科対象)を載せています。
| 学科名 | 2026年度(R8)入試 | 2025年度(R7)入試 | 2024年度(R6)入試 |
| 食糧生産学科 | 3.6 | 3.4 | 4.1 |
| 生命機能学科 | 3.3 | 4.3 | 4.7 |
| 生物環境学科 | 3.0 | 2.2 | 2.3 |
生物環境学科は少し倍率が低めですが、それでも2倍以上あります。
学科や年度によっては5倍近くになるときもありますね。
ここでお伝えしたいのは、「チャンスが増えるからとりあえず受けておこう」は基本的にお勧めしないということです。
詳しくは最後の項(推薦入試を受験する上での注意点)で解説していますので、よろしければご覧ください。
総合型選抜Ⅱ
直近3年間の倍率は以下のとおりです。
| 学科名 | 2026年度(R8)入試 | 2025年度(R7)入試 | 2024年度(R6)入試 |
| 食糧生産学科 知能的食糧生産科学特別コース |
1.3 | 0.4 | 0.3 |
| 生命機能学科 健康機能栄養科学特別コース |
1.0 | 1.3 | 1.0 |
| 生物環境学科 水環境再生科学特別コース |
0.3 | 0.4 | 0.8 |
総合型選抜Ⅱはコースが限定されており、学校推薦型選抜Ⅰや他学科の入試と比べて志願者が少ない傾向にあります。
ご覧の通り定員割れすることも少なくありません。
試験科目と配点

次に、各入試の試験科目と配点を確認していきましょう。
学校推薦型選抜Ⅰ
いずれの学科も、試験科目と配点は以下の通りです。
| 科目 | 総合問題 | 面接 | 合計 |
| 配点 | 100 | 100 | 200 |
なお、上記の2科目に加えて出願書類(調査書や活動報告書など)も踏まえて合否が判定されます。
総合型選抜Ⅱ
次に、総合型選抜Ⅱの科目と配点を確認しましょう。
| 共通テスト | 個別学力検査 | 合計 | |||||||
| 国語 | 地歴公 | 数学 | 理科 | 外国語 | 情報 | 面接 | 口頭試問 | 出願書類 | |
| 100 | 50 | 100 | 100 | 100 | 25 | 200 | 100 | 150 | 925 |
共通テストが475点、個別試験が450点となります。
学校推薦型選抜Ⅰと違って、共通テストでもしっかりと得点できる必要があります。
バランスよく対策していきましょう。
試験科目ごとの対策

ここまで、試験科目と配点を確認してきました。
では、どのように対策すればいいのでしょうか。
試験科目ごとに見ていきましょう。
出願書類(志望理由書・活動報告書・調査書・推薦書)
学校推薦型選抜Ⅰは、「活動報告書・調査書・推薦書」の3種が必要です。
この中で、受験生が自分で書かなければならないのは活動報告書です。
農学部ではA「意欲的に取り組んだ活動」とC「資格・検定等」の2種類を必要としています。
特に活動報告書Aについて、募集要項には以下のように記載されています。
「意欲的に取り組んだ活動」が複数ある場合は、3件まで入力できます。3件は上限であり、この件数だけで評価することはありません。
数が多ければ良いというわけではないので注意が必要です。
なお私が受験生に指導するときは、必ず「質の高い内容を3件書く」ように伝えています。
総合型選抜Ⅱでは「志望理由書・活動報告書・調査書」の3種が必要です。
志望理由書は1000字でまとめるため、しっかりした文章に仕上げるためには何度も書き直しが必要になると思います。
私が受験生に指導するときは、「合計20回以上書き直す」ように伝えています。
2~3回ほどの添削で終わらせようとする生徒も多いのですが、それで合格レベルまで書き上げられる生徒はなかなかいません。
私が受験生のときも30回以上は書き直しましたし、いい評価をもらえている生徒は同じくらい回数をこなしています。
また、添削は学校や塾の先生など、必ず指導のプロに見てもらってくださいね。
最後に、どちらの方式でも調査書や推薦書は学校の先生に書いてもらうため、特に対策は必要ありません。
面接
あなたがその学科を志望する理由、入学してからやりたいこと、あなた自身の自己アピール等を面接で質問されます。
学科によっては、高校で学習した主要教科・科目の中で、各学科に関連する知識について問われることもあります(=口頭試問)。
口頭試問の内容は面接と同様に、質問される傾向が予想しやすいので、自身が通う学校や塾の先生と一緒に対策しておきましょう。
関連記事→愛媛県で【総合型選抜対策】が受けられる塾おすすめ3選
総合問題
国語や英語、理科などの分野における総合問題が出題されます。
「総合問題」と聞くと身構える方も多いと思いますが、難易度としては共通テストの方が難しいと思います。
各科目の基礎が身に付いていれば、苦戦するケースは少ないです。
分かりやすく言えば共通テストで6割以上得点できるようになっておけば、総合問題は合格レベルに達することができるでしょう。
愛媛大学農学部に限らず、他学部や他大学の過去問にも取り組み、出題の傾向や解き方(テクニック)を身に付けていきましょう。
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農学部学校推薦・総合型選抜合格に向けた受験計画

これまでの解説で、入試に必要な科目や対策について確認できたと思います。
次は、農学部に合格するための受験戦略についてお伝えします。
受験戦略には以下の3つのポイントがあります。
- アドミッションポリシーを確認する
- アピールできることを作る
- はじめに取り組むのは志望理由書・志願者評価書
それぞれについて詳しく話していきましょう。
アドミッションポリシーを確認する
まずはアドミッションポリシーを調べる必要があります。
アドミッションポリシーとは、大学側がどんな生徒を受け入れるか、その方針を示したものです。これを理解したうえで、方針に沿った内容がアピールできるようにしていきましょう。
例えば、
「周りとのコミュニケーションを取りながら、協力して物事に取り組める人材」
をアドミッションポリシーとしている学部・学科に、
「何事にも一人で取り組んできました。自分の力でなんでも解決することが出来ます」
とアピールをしてもまず受からないでしょう。
あなたが志望する学科・コースでどんな人材が求められているかを確認してみてください。
アピールできることを作る
アピールポイントを作るにあたり、取り組む活動は学校内の行事でもいいですし、校外活動でも構いません。
例えば愛媛大学農学部の高大連携企画に参加してみるのも良いと思います。
愛媛大学では高校生でも参加できるイベントを開催してくれているので、HPを定期的にチェックすることを心掛けてみてください。
はじめに取り組むのは志望理由書と活動報告書
受験期になって最初に取り組むべきは志望理由書と活動報告書です。
これらを書くためには、あなたが高校の間でやってきたこと(=アピールポイント)や入学してから何をしたいのかを明確にしておく必要があります。
逆に言えば、
この2つが書けるようになれば、入試本番に行われる面接・口頭試問において自分自身のアピールや活動、やりたいことについてスラスラといえるようになるのです。
また、自分のしたいことや大学のことについて調べていく過程で、農学部で求められている基本的な知識や考え方は自然に身につきます。
その結果、面接や口頭試問で問われる質問に対する知識や考えのストックができるのです。
学校推薦・総合型選抜対策なら愛大研!

ここまで、愛媛大学農学部の学校推薦型選抜Ⅰと総合型選抜Ⅱに合格するための計画や戦略について解説してきました。
しかし、受験戦略と受験計画は個人で全く異なります。
本記事で書いた受験戦略や受験計画はあくまで一般的な例の一つであり、より細かい受験戦略・受験計画があなたには必要になってきます。
推薦入試を受験する上での注意点
本記事の途中(「農学部の推薦入試の倍率」の項)で軽く触れたのですが、
推薦入試には、
- 「今まで推薦入試は考えていなかったけど受験したほうが良い」ケース
- 「学校などから推薦入試を勧められたけど受験しない方が良い」ケース
があります。
愛媛県内の一部の高校や塾では「受かったらラッキーだから推薦入試も受験しておいたら?」と勧められることが多いようです。
しかし、大学受験における推薦入試は、高校受験よりもはるかに難易度が高く、準備にも時間がかかります。
その結果、「共通テスト対策に使える貴重な時間を割いたのに全ての対策が中途半端になり、一般入試も推薦入試も落ちてしまう」というケースが後を絶ちません。
中にはチャンスが増えて合格できた生徒もいますが、場合によっては「どちらも落ちる」リスクが高まるのも事実です。
正直なところ、推薦入試を良く知らずに無責任に誘導してしまっているケースが多いように感じます(運よく合格すれば合格実績になるため)。
そのため、高3の夏から秋にかけての面談で急に推薦入試を進められた場合は、その学校(塾)のプランニングや指導によって、過去の推薦合格率がどれくらいだったのかを確認しておくのが良いと思います。
少なくとも50%を下回っているようなら、合格実績のある第3者にも意見を聞いてみることを強くお勧めします。
愛大研では推薦入試の相談や対策も可能です。
本記事を執筆した愛大研では、県内最初となる愛媛大学の推薦型選抜/総合型選抜に特化した指導を行なってきました。
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ご相談(面談)のみでしたら料金はいただいておりません。無理にご入塾を勧めることもありませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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