【総合型選抜Ⅱ】愛媛大学農学部に合格するには?傾向と対策を解説

農学部総合型選抜Ⅱ 愛媛大学対策

こんにちは。愛大研公式ブログ編集部の岩佐です。

今回は、総合型選抜Ⅱで愛媛大学農学部合格に向けて勉強を始めようとしているあなたに向けて、実際に愛媛大学を合格した私が愛媛大学農学部合格のための【対策と勉強法】について書いていこうと思います。 

 

いざ総合型選抜Ⅱと言っても、

「総合型選抜Ⅱの試験科目は何をするの?」

「そもそも何から対策すればいいのか分からない!」

といった疑問をお持ちかもしれません。 

 

そういった方へ向けて、実際に塾講師として生徒へ指導した経験をもとに得た知識をお伝えしようと思いますので、あなたの受験へ役立つポイントがあればぜひ参考にしていただければと思います。

 

本記事では総合型選抜Ⅱを受験するにあたって、どう対策すればよいかを以下の

  • 愛媛大学農学部の総合型選抜Ⅱについて
  • 農学部合格に向けた受験戦略と受験計画

の2ステップで解説していきます。

本記事は総合型選抜Ⅱについてまとめた記事です。愛媛大学農学部の一般入試の対策については以下の記事を参考にしてください。

関連記事愛媛大学農学部に合格するには

農学部の総合型選抜について知る

愛媛大学 農学部 AO入試
引用:農学部ホームページ

まず初めにあなたが志望している学科の入試について理解するところから始めましょう。戦略や計画を立てて効率よく対策を行うためにも、総合型選抜Ⅱの特徴について把握することが大切です。

各学科の入試科目・配点を知る

まずは、あなたの受けたい学科の入試科目を確認しましょう。

愛媛大学農学部総合型選抜Ⅱの入試科目(令和6年)

基本的にはどのコースも試験内容は同じで、以下の4項目で評価されます。

  • 大学入試共通テスト
  • 面接
  • 口頭試問
  • 出願書類

 

つぎは科目ごとの説明をした後、点数配分について解説していきます。

試験科目の詳細

4つの科目を受験しないといけないことが分かりました。次は、それぞれの科目について解説していきます。

大学入試共通テスト

これは言葉通り共通テストによる出題です。配点は以下の通りです。

大学入試共通テスト
国語 地歴公民 数学 理科 外国語 小計
100 50 100 100 100 450

配点としては各科目まんべんなくといった形になっています。地歴公民のみ50点で他は各科目100点ずつになっています。

面接

あなたがその学科を志望する理由、入学してからやりたいこと、あなた自身の自己アピール等を面接で聴かれます。

配点は200点ですが、たいへん大事な科目になってきますので、必ず対策をしておきましょう!

口頭試問

高校で学習した主要教科・科目の中で各学科に関連する知識について問われます。口頭試問の内容については面接と同様に聴かれる質問がある程度定まっていることが多いので、自身が通う学校の先生や塾講師などに過去にどのような質問がされたのかを調べてもらいましょう。

出願書類

これは「志望理由書・志願者評価書・調査書・活動報告書」の4つです。

志望理由書」はあなたが何故その学科を志望するのかを書きます。

活動報告書」はあなたが頑張ってきた特筆すべき活動について書きます。

志願者評価書」「調査書」は高校の先生があなたの成績や学校での生活態度について書きます。 

 

これら4枚の書類は入試の数週間前に大学に提出するようになりますので、いざ書こうとした時に書ける内容が無いということがよくあります。直前であわてることがないように、1~2年生の内から総合型選抜Ⅱを見据えて活動するようにしていきましょうね!

科目ごとの点数配分を知る

先ほど大学入試共通テストの点数配分を簡単に説明しましたが、全体での配点はどうでしょうか。

共通テスト 個別学力検査 合計
国語

地歴公民

数学 理科 外国語 小計 面接

口頭試問

出願書類
100 50 100 100 100 450 200 100 150 900

基本的に、配点が高い科目=重点的に対策すべき科目です。最初にしっかりと確認しておきましょう。

合格に向けた受験戦略と受験計画

愛媛大学 AO入試 受験 計画

入試に必要な科目について確認できたと思います。次は、科目ごとに対策と計画を立てていきましょう。

総合型選抜Ⅱに向けた受験戦略には以下の3つのポイントがあります。

 

  • アドミッションポリシーを確認する
  • はじめに取り組むのは志望理由書・志願者評価書
  • アピールできることを作る

 

それぞれについて詳しく話していきましょう。

アドミッションポリシーを確認する

まずはアドミッションポリシーを調べる必要があります

アドミッションポリシーとは、大学側がどんな生徒を受け入れるか、その方針を示したものです。これを理解したうえで、方針に沿った内容がアピールできるようにしていきましょう。

 

例えば、

周りとのコミュニケーションを取りながら、協力して物事に取り組める人材

をアドミッションポリシーとしている学部・学科に、

何事にも一人で取り組んできました。自分の力でなんでも解決することが出来ます

とアピールをしてもまず受からないでしょう(笑)。

 

あなたが志望する学科・コースでどんな人材が求められているかを確認してみてください。

はじめに取り組むのは志望理由書

大学に事前に提出する4種類の書類のうち、あなたが書かなければいけないのが志望理由書活動報告書です。調査書に書かれる内容も大事ですが、それよりもまず、この書類を十分に書けるようにしましょう。 

 

志望理由書と活動報告書を書くためには、あなたが高校の間でやってきたこと(=アピールポイント)入学してから何をしたいのかを明確にしておく必要があります。逆に言えば、

この2つが書けるようになれば、入試本番に行われる面接・口頭試問において自分自身のアピールや活動、やりたいことについてスラスラといえるようになるのです。 

 

これらの書類を書くために、自分のしたいことや大学のことについて調べていく過程で、農学部で求められている基本的な知識や考え方は自然に身につきます。

その結果、面接や口頭試問で問われる質問に対する知識や考えのストックができるのです。 

 

では、その内容はどのようにして埋めていけばよいでしょうか。

アピールできることを作る

取り組む活動は学校内の行事でもいいですし、校外活動でも構いません。しかし、そう言われても何をすればいいかピンと来ない人もいるかと思います。特に校外活動に関しては情報をどこから手に入れるか分からないという方が多いと思います。

そこで私がオススメするのは農学部で定期的に開催される高大連携企画です。愛媛大学農学部の受験生向けサイトでは学生を対象としたイベントを多く行っています。募集人数が少ないのと、随時情報が更新されるので定期的にチェックすることを心掛けてみてください

詳しくはこちらをご覧ください。→愛媛大学農学部の高大連携企画

総合型選抜Ⅱに向けた受験計画

最後に、総合型選抜Ⅱに向けた受験計画について以下のように時期を分けてお話していこうと思います。

  • 1~2年生
  • 3年生1学期~共通テスト
  • 共通テスト~受験まで

一般入試よりも総合型選抜は長期間の受験計画が必要になります。なぜなら、志望理由書に書くための、また面接や口頭試問で話したりするための内容を用意しなければならないからです。

 

例えば、部活動で3年間頑張ったことをアピールするには部活動を3年間続けておく必要がありますし、コンテストなどに応募するのであれば、作品作りに時間を費やさければなりません。

付け焼刃の活動でどうにかできるほど総合型選抜は甘くはありません。早い段階からアピールできる内容を作っておくようにしましょう。 

 

またアピール材料になるイベントは愛媛大学の各学科にて開催されることもあります。

先ほど説明した農学部での高大連携企画は、7月下旬から12月上旬にかけて様々な企画が開催されています。こうしたイベントへの参加は面接で言えるだけではなく、あなた自身の意欲関心であったり口頭試問で聴かれるような知識や考え方を増やしたりするいい機会ですので是非参加してみてください。

学校の先生に相談するのも良いですし、私たち愛大研にご相談していただいても良いですよ!

1~2年生のときは積極的にいろいろなイベントに参加しよう

前項で紹介したような活動にぜひ参加してみてください。他にも高校の先生に、何か自分にできることはないか質問したり、自身の今までの活動を客観的に評価してもらったりすることで3年生になった時とても楽になります。

3年生の1学期~共通テスト

3年生になったら、以下のステップで受験対策に取り組んでください。

  1. 今までに行った活動など、アピールポイントをまとめる
  2. 共通テスト対策
  3. 出願書類の作成・提出

 

1. 今までに行った活動など、アピールポイントをまとめる

まずは1~2年生で力を入れたことをまとめてみましょう。

募集要項を参考に志望理由書や活動報告書にあなたの取り組みや想いを存分に書きだしてみることをオススメします。このとき、アドミッションポリシーに沿ったアピールポイントがあるか確認しておきましょう!

自分の活動がまだまだだと思った方は、受験までの残りの1年弱で足りない部分を補う計画も立てておいてくださいね。

関連記事推薦・総合型選抜で愛媛大学を目指すなら!【入試科目/ 配点/ 対策を解説】

2. 共通テスト対策

提出書類対策や面接対策の計画が立て終わったら、共通テスト対策にシフトします。

基本的には一般入試受験者と同じように、共通テストで高得点を取ることを目指してください

一般入試と総合型選抜Ⅱの違いは、言ってしまえば個別試験の科目の違いです。どちらの受験方法でも共通テストで高得点を取ることは必須です。

 

面接や提出書類に気を取られすぎないように気を付けましょう。この時期に力を入れる割合は

共通テスト:二次試験対策=9:1

くらいに考えてください。

 

アピールポイントづくりは必要ですが、二次試験の細かい対策は共通テスト後で十分間に合います。「共通テストに向けて勉強するのが一番大事だが、二次試験を見据えた行動もしていないと受からなくなる」という認識が正しいと個人的には思います。

なお、共通テスト対策の方法についてはこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

関連記事愛媛大学農学部一般入試対策まとめ

出願書類の作成・提出

10月には一度志望理由書と活動報告書を書いてみて下さい。書き終わったら、先生や受験のプロに見てもらって書き直しをしましょう。伝えたい内容を上手くまとめてかけるようになるためには、何度も文章をチェックしてもらって修正を繰り返していくのが一番です。

20回は書き直すつもりで臨みましょう。遅くとも11月末までには完成させるようにしてください。

共通テスト~受験まで

志望理由書・活動報告書の情報をもとにしながら面接・口頭試問の対策を行いましょう。

この2つも書類と同じように何度も回数をこなすようにしてください

戦略や環境は人それぞれ。だからこそ愛大研がサポートします!

愛媛大学 農学部 AO入試 愛大研 授業

ここまで、愛媛大学農学部総合型選抜Ⅱに合格するための計画や戦略について解説してきました。

しかし、受験戦略と受験計画は個人で全く異なります。

本記事で書いた受験戦略や受験計画はあくまで一般的な例の一つであり、より細かい受験戦略・受験計画があなたには必要になってきます。

 

愛大研では県内唯一の推薦型選抜/総合型選抜に特化した指導を行っています。

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