こんにちは、愛大研編集部の武智です。
この記事を見てくれたあなたは、
「徳大に合格するのにどれくらい得点しないといけないの?」
「徳島大学のレベルってどうなの?」 なんて思っているかもしれません。
そこで今回は、 徳島大学の偏差値やレベル、合格のためにどのくらい点数をとればいいのかを解説していきます。
愛媛大学に合格するための勉強方法と対策の記事でも解説していますが、
受験勉強を始める前に共通テストや個別試験の”目標点を知ること”はとても重要です。
本記事では、徳島大学全体のレベルや入試の難易度について、 過去の合格者最低点などを元に以下の3ステップで解説していきます。
- 徳大の合格者最低点
- 徳大の偏差値
- 徳大合格に向けた目標点
徳島大学の各学部の受験対策や目標点については
学部ごとに愛大研ブログで解説してありますので、そちらもご覧ください。
徳島大学の受験を考えているあなたは、ぜひ本記事を見て少しでも参考にしていただけたらと思います。(本記事では一般入試前期日程について解説しています。)
また、中国四国エリアの大学への進学を検討されている方は、
広島大学、愛媛大学、高知大学、香川大学などの対策記事もありますので、
気になる方はそちらも併せてご覧ください。
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徳島大学のレベルを入試得点率(合格最低点)で考える
まずは実際に各学部の合格者最低点を見ていきましょう。
これがいわゆるボーダーラインというものです。
なお、合格者最低点は徳島大学のホームページに載っています。→徳島大学の過去の入試結果一覧
徳島大学の共通テストにおける得点率は?
注目すべきは、各試験における満点と最低点です。ここから得点率を割り出しましょう。
ここでいう得点率とは、 合格するための”最低点を満点で割って出す”ものを言います。
以下の表は各学部の主要な学科の得点率をピックアップしたものです。
全て一般入試前期日程のデータです。
令和6年度 | 令和5年度 | 令和4年度 | |||||||
満点 | 合格 最低点 |
得点率 | 満点 | 合格 最低点 |
得点率 | 満点 | 合格 最低点 |
得点率 | |
総合科学部 社会総合科学科 |
900 | 476 | 52.8% | 900 | 388 | 43.1% | 900 | 521 | 57.9% |
医学部医学科 | 900 | 705 | 78.3% | 900 | 712 | 79.1% | 900 | 655 | 72.7% |
歯学部歯学科 | 550 | 364 | 66.1% | 550 | 359 | 65.2% | 550 | 302 | 54.9% |
薬学部薬学科 | 550 | 370 | 67.2% | 550 | 378 | 68.7% | 550 | 356 | 64.7% |
理工学部 理工学科(昼間) |
750 | 296 | 39.4% | 750 | 330 | 44.0% | 750 | 321 | 42.8% |
生物資源産業学部 生物資源産業学科 |
650 | 296 | 45.5% | 550 | 322 | 58.5% | 650 | 317 | 48.7% |
例えば令和4年度の総合科学部だと、
満点は900点で合格者最低点は521点です。
得点率 = 得点 ÷ 満点 で求まるので
521÷900=57.9
つまり総合科学部の合格者最低得点率は57.9%となります。
令和4年度の前期日程で総合科学部に合格するためには、
共通テストで最低でも6割近くの得点が必要ということが分かります。
ただしこちらは最低限のボーダーラインですので、個別試験で高得点を目指さなければなりません。
共通テストでは、実際はもっと高い得点率を目指した方がいいでしょう。
具体的には、6割5分は欲しいところです!
徳島大学の個別試験(二次試験)における得点率は?
ここまで共通テストの得点率を確認しましたが、個別試験はどうでしょうか。
2022年(令和4年度)の総合科学部の前期日程は400点満点中、合格者最低点は150点です。
つまり、得点率は37.5%となっています。
共通テストと同じように、こちらの得点率は最低限超えていないと合格はかなり厳しくなります。
受験勉強の際はこのボーダーを必ず上回るように対策しておきましょう。
総合点も見てみましょう。
満点は1300点で、最低点は775点です。 総合点の得点率は59.6%。
つまり、共通テストで最低点(521点)を取った場合は、 個別試験(平均231点)で254点は取らなければならないということですね。
今回は総合科学部の一般入試前期日程を例に挙げました。
同じようにして、あなたの志望する学部のボーダーラインも割り出してみて下さい。
今から入試に向けてどのくらい勉強しなければいけないのか見えてくるはずです。
最後に、徳島大学全体での得点率をお伝えします。共通テストの合格者最低得点率は、
最も低い学科で39.4%(理工学部)となっています。
最も高い学科は73%(医学部)です。
難易度と得点率は年度によって変わるので、ご注意を!
徳島大学のホームページには過去2年分の合格者情報について載っているので確認してみてください。
徳島大学の過去2年分の合格者の成績は以下にありますので、受験をお考えの方は参考にしてみてくださいね。
→(令和6年度)徳島大学一般入試の合格者最低点
→(令和5年度)徳島大学一般入試の合格者最低点
偏差値から考える徳島大学の難易度
次に、徳島大学の偏差値です。 以下、パスナビから引用しています。
徳島大学の偏差値はおおよそ42.5~62.5となっています(最高は医学部で、次点の偏差値は60)。
他大学と比較して全国レベルで見ると、
徳島大学の合格難易度は少し低め言えます。
徳島大学合格に向けた目標点
これまでの情報から、徳島大学のおおよそのレベルが掴めてきたのではないでしょうか。
もちろん二次試験の難易度や配点は学部・学科によって異なったり、情報が開示されていないものもあります。
医学部や歯学部など入試難易度の高い学部が多く得点率にバラつきがあるため、一概にこうであるとは言い辛いですが、 全体として共通テストの得点率は50%~80%、個別試験は40%~55%で推移しているようです。
総合科学部、理工学部、生物資源産業学部は、共通テストと個別試験の配点から見ても、 前期日程で合格を目指すなら、共通テストは6割5分は確実に超えたいところです。
個別試験の配点は低めで得点の開きもあまり無いため、簡単な問題は落とさないことが重要になってくるでしょう。
この点数を取るには、基礎~標準レベルの内容は確実に理解しておくことが必要だと言えますね。
医学部、歯学部、薬学部は学科によって難易度が大きく変わってきます。あなたの志望する学科のボーダーを確認してみてくださいね。愛大研ブログでは学部ごとの対策記事を随時更新しているので、気になる方はそちらもぜひご覧ください。
徳島大学合格に向けて計画的に対策しよう!
徳島大学の入試難易度についてご理解いただけたでしょうか。
現時点でなんとなく「徳大を受験しようかな」と考えている高校1,2年生は、これから学力をどれくらい伸ばせばいいのか、少しはイメージしやすくなったと思います。
本記事で解説した内容は、徳島大学全体のレベルについてです。志望学部がすでに決まっているのであれば、ここから受験戦略と学習計画を細かく立てていく必要があります。
大学受験や各学部の受験対策に関する詳細については
愛大研のブログにある各学部ごとの記事で解説しています。
ぜひこちらもご覧ください。
「受験対策の仕方や学習計画の立て方がよく分からない」などご質問があれば、
お気軽に私たち愛大研にご相談ください。
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本記事は愛大研が作成しました。
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