こんにちは!
愛大研公式ブログ編集部の巻田紗依です。
この記事をご覧になられているあなたは、
愛媛大学教育学部附属中学校(通称愛媛大学附属中学校)の受験、進学を考えているけれど、
何から対策を始めていけば良いかわからない…そんな不安を抱えておられると思います。
本記事では、そのような不安を払拭するべく、
現在も教育の現場で受験のプロとして指導をする講師の立場から
愛媛大学附属中学校に合格に必要な情報、対策の仕方までお届けします!
愛媛大学教育学部附属中学校の倍率は?偏差値はどのくらい?
まず愛媛大学教育学部附属中学校の令和6年度の志願倍率を見ていきましょう。
一般入試 | 連絡入試 | |
募集人数 | 128(連絡入試含む) | 128(一般入試含む) |
合格者数 | 60 | 68 |
志願者数 | 150 | 68 |
倍率 | 2.50倍 | 1.00倍 |
愛媛県内の他の中学受験校と比べるとかなり人気傾向にあります。
(参考:宇和島南、今治西は定員割れをしています。)
愛光中学校、済美平成中学校では倍率が下がった2024年度(令和6年度)入試で脅威の2.50倍!
人気ぶりが伺えます。
この人気ぶりは今後も続いていくでしょう。
ただ他の中学受験校と違って高校入試が必要(ただ連絡入試なので受かりやすいです)なことは確認しておいてください。
↓他の松山市内中学受験校の情報はこちらから
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愛光中学校の入試情報
→愛光中学校に合格するには【偏差値、倍率、受験の仕組みを徹底解説】
済美平成中等教育学校の入試情報
→済美平成中等教育学校【合格に必要な偏差値、倍率】は?プロが解説
松山西中等教育学校の入試情報
→松山西中等教育学校(松山西)に合格するために!偏差値、倍率、必要な内申点を解説!
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また、愛媛大学教育学部附属中学校の偏差値は一般的に53と言われています。
中学入試においてこの数字は決して高くはないですが、図工や音楽、体育など独特な入試を課すため、
しっかりとした対策を行う必要があります。
愛媛大学教育学部附属中学校の入試システムとその対策
愛媛大学教育学部附属中学校の令和6年度 入学者募集要項を見てみましょう。
愛媛大学教育学部附属中学校では入試において、以下のような形態で実施されます。
配点 | 時間 | 1/9(木) | |
国語(含作文) | 未発表 | 45分 | 9:00〜9:45 |
算数 | 未発表 | 45分 | 10:00〜10:45 |
音楽・図画工作 | 未発表 | 45分 | 11:00〜11:45 |
体育・面接 | 未発表 | 未発表(順番に) | 12:35〜16:15 |
体育・面接では14:30以降、体育・面接の試験が終わった受験者から解散という形です。
令和5年度までは体育試験が撤廃されていましたが、今年度より復活しましたね。無いと思っていた方も多いのではないのでしょうか?今からでも対策をしていく必要がありますね。
それではそれぞれの科目についてどういう問題が出るのか、その対策についてお伝えいたします!
国語(含作文)
今年度からこちらも大幅に変わりました。
令和5年度までは、
作文で30分、読解問題と漢字は算数と合わせて45分となっていました。
令和6年度は、読解問題や漢字と作文を含めて、45分の時間に変更されました。
作文は400字程度→300字程度
読解問題は大問1つ程度→大問2つ程度
に変更される見込みです。
ここで今まで以上に問われるのは時間配分です。
作文に時間を取られてしまっては読解問題が解けませんし、読解問題に時間を割いてしまうとほとんど作文が書けないまま提出…ということになりかねません。
- 日頃から作文と読解問題を合わせて時間を計って解く
- 附属中入試模試を受ける
など時間制限のある中で時間配分をする力を養っていきましょう。
また、記述問題もしっかりあります。
「説明文・論説文」や「物語文・随筆文」の問題を日頃から解いておきましょう。
作文について、
過去問などを入手して一度生徒に解いてもらうとわかると思うのですが、
大人が思っている以上に小学生が作文の合格答案を書くことは難しいです。
また、一朝一夕で作文力は上がるものではありません。
何度も何度も書き直して、添削指導を受けるなどの早め早めの対策が合格への鍵となります。
特に、添削指導は第三者からの目線で癖や表現、論理展開を指摘してもらうことが非常に重要になってきます。
算数
先述した通り、令和5年度までの算数は、国語と合わせて45分でした。
令和6年度は、算数のみで45分の時間に変更されます。
計算問題や、割合・速さ・図形問題などが幅広く出題されますが、今年度も大きな変化は無いと考えられます。図形問題が多くなると見込まれますので、そちらの対策は今まで以上にしていきましょう。
ただし、時間が増えた分問題数も2倍程度になる見込みです。
国語と同じく時間配分の力を早めにつけておきましょう。
音楽・図画工作・体育
音楽・図画工作・体育では、小学校で習った基本的な内容が聞かれます。
音楽では
- (音楽を聴いて)どんな曲調だったか。何をイメージしたか。
- 音楽記号の意味名前
図画工作では
- 手のデッサン
- チラシを描いてください
体育では
- マット運動
などが予想されます。
近年はなかったのですが、令和6年度からは体育が復活します。
以前の出題から考えると
- ボールコントロールを使う競技(まっすぐ投げれるか)
- 走る,跳ぶなどの競技
- マット運動などの競技
など、3種類ほどの出題が考えられます。
体育が無いとイメージされていた方からすると「体育あるの!?」と構えてしまう部分があるかもしれません
以前通りの出題であれば、いくつかある難易度から自分ができそうなものを選択できますし、練習時間も設けられます。
対策としては
学校の体育授業を一生懸命取り組むこと、指示された通りに動くこと、気持ちのいい挨拶をすること
を頑張ってもらえたら、そこまで心配する必要はありません。
面接
コロナ渦の面接では、志願理由の発言に加えて、2つ程度の質問に対してグループに分かれて、それに答えていく形でした。
受験に向けた計画の設定
愛媛大学教育学部附属中学校に合格するには、早期に基礎学力を身につける必要があります。
ここでいう基礎学力とは、小学校1〜6年までの教科書レベルの内容が理解でき、活用できる力のことです。
目安として、遅くとも小学校4年生の夏頃からは対策を始めて欲しいです。
理由は、6年生になると、受験本番に向けた応用問題や音楽・図画工作・体育・面接・作文指導に時間を割く必要があるからです。
基礎学力の定着が遅れてしまうと、その分応用問題などを解いて演習する時間も減ってしまいます。
4年生の夏頃から対策を始められると、余裕を持って基礎学力を身につけることができます。
基礎学力を早めに定着させ、合格を掴もう
いかがでしたか?
愛媛大学教育学部附属中学校合格のためには、早期の基礎学力定着、副教科の対策、時間配分対策など、勉強の指針を立てていくことが重要です。
そして、自分の現在地を把握した上で、効率の良い勉強方法を確立していくことが、合格のためには不可欠です。
しかし、ご家庭での学習スタイルや、学習計画の設定に不安を覚える方も多いです。
そんなあなたには、この記事を作成した愛大研がサポートを行います。
愛大研では、基礎学力学習はもちろん、
作文対策や副教科(音楽・図画工作・体育)対策、面接対策まで
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