こんにちは。
愛大研公式ブログ編集部の武智です。
今回は、松山大学合格に向けた受験勉強を始めようとしているあなたに向けて、
松山大学合格のための対策やボーダーについて書いていこうと思います。
特に、受験勉強を始めていくタイミングで重要なのは、受験概要についてよく知ることです。
ですので、
- 松山大学入試の選択科目や配点について
- 松山大学への受験戦略と受験計画
- 松山大学に合格するためのボーダー
という3ステップで解説していきます。
松山大学の入試概要
まずは、「敵を知る」というところから始めましょう。
何も分からないまま、ただ勉強しているだけでは決して合格はつかめません。松山大学合格に向けて勉強を最適化するためにも、その入試の特徴などを知っておきましょう。
各学部ごとの対策や目標点については、愛大研ブログでまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
各学部の入試科目・配点
まずは、あなたの受けたい学部の入試科目を確認しましょう。→令和7年度(2025年度)入学者選抜要項
一般入試は大きく2つの入試形態に分かれており、「共通テスト利用選抜」と個別学力試験のみを課す「一般選抜」があります。ちなみに、推薦型選抜なども含め日程さえ被らなければ複数の入試制度の併願が可能です。
一般入試の場合、どの選抜方法でもほとんどの学部で国語と英語(外国語)が必須科目として設定されています。また、必要な科目数は3~4科目となっています。
科目ごとの配点についても確認しましょう。それぞれの学部によって配点も異なりますので、志望する学部をよくチェックしておきましょう!
・松山大学経営学部、経済学部、法学部、人文学部社会学科
科目 | 外国語 | 国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
一般選抜 | 100 | 100 | 100(1科目選択) | – | 300 | |
共通テスト利用選抜 | 200 | 200 | 200(高得点1科目) | 600 |
・松山大学人文学部英語英米文学科
科目 | 外国語 | 国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
一般選抜 | 100 | – | – | – | – | 100 |
共通テスト利用選抜 | 200 | 200(高得点2科目) | 600 |
・松山大学薬学部
科目 | 外国語 | 数学 | 社会 | 国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
一般選抜(Ⅰ期) | 100(高得点1科目) | – | – | 200 | 300 | |
一般選抜(Ⅱ期) | 100 | 100 | – | – | 100 | 300 |
共通テスト利用選抜 | 100 | 200 | – | – | 300 | 600 |
・松山大学情報学部
科目 | 外国語 | 数学・情報 | 社会 | 国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
一般選抜(Ⅰ期) | 100 | 100 | – | – | – | 200 |
一般選抜(Ⅱ期) | 100 | 100 | – | 100 | – | 300 |
共通テスト利用選抜 | ※ | 200 | 200(高得点2科目) | 600 |
※共通テスト利用選抜の数学・情報の中から1科目を200点に換算。
以上が学部別の入試科目・配点になります。
学部によって必要な科目が大きく異なるので、自分の志望学部とよく照らし合わせておきましょう。
どの学部においても、私立大学受験の中では一般的な科目数や配点であり国公立大学と比べたら科目数が少ないですね。
早めに対策をしていけば、かなり有利になるでしょう。
松山大学の入試科目や配点を見て分かったことをまとめると、
- 科目数を絞った勉強
- 配点の大きな科目を優先した勉強
が必要となります。
入試結果・合格基準点(ボーダー)
次に必要な情報として各学部の合格基準点があります。
松山大学は合格者最低点が公表されていません。そこで、偏差値や共通テストのボーダーを見てみましょう。
学部学科 | 共通テスト得点ボーダー |
経済学部・経営学部 | 52% |
人文学部 | 50〜56% |
法学部 | 54% |
情報学部 | 58% |
薬学部 | 44% |
参考サイト:河合塾パスナビ
この合格者のボーダーは、超重要です。
ただし、この数値はあくまでも共通テストのレベルに置き換えたときの話です。
一般入試、共通テスト利用では以下の得点を目指すようにしましょう。
一般入試の得点ボーダー
松山大学の一般入試では、いずれも
得点率60%
を目指すようにしましょう!
難関ではないかもしれませんが、決して簡単な数字ではありません。
きちんと計画的な対策をしなければ、当たり前のように不合格になります。
逆に言えば、この得点率を上回ることができれば合格できるのです。
共通テスト利用の得点ボーダー
先述した通り、松山大学の入試には共通テスト利用で受けることも可能です。
共通テストの合格者最低点等は公表されていないのですが、
基本的に河合塾の『共通テスト得点ボーダー』の+10%ほどは必要になります。
ですので、必要な科目だけで構わないので65~70%を狙えるようにしていきましょう。
共通テスト利用で合格を目指す場合、一般入試で合格するよりも高い実力が求められます。
きちんと対策していく必要がありますね。
松山大学合格への受験戦略と受験計画
ここまで読んだあなたはかなり焦りを感じてきたところではないでしょうか?
ただ、ここでやみくもに勉強していくのは禁物です。
ここからは、松山大学合格に向けた具体的な受験戦略と受験計画について書いていきます。
受験戦略
松山大学を一般入試で受験する場合、どちらの選抜方法を選んでも戦略はただ一つ、
大学共通テストにおいて重点科目で高得点が取れるように勉強していくことです。
松山大学の個別学力試験は基本レベルから応用レベルの問題で構成されています。
全体的な難易度は高くありません。
大学共通テストに向けた勉強で培った知識だけでなく、問題を解くテクニックもそのまま個別学力試験で応用出来ることが多いです。
大学共通テストで高得点を取ることを目指して勉強することで、松大の個別学力試験の得点も安定させられる一石二鳥の戦略と言えます。
受験計画
最後に受験計画についてお話します。
細かい教科ごとの受験計画については別の記事で書いていこうと思います。
4月〜6月頃
まず、受験初期については特に重点的に行う主要科目を3科目に絞り、基礎を固めていきます。各教科インプット教材とアウトプット教材を用いて、基礎的な内容を4月から6月の間で完璧に仕上げていきます。
文系科目であれば英単語等の暗記科目、数学は公式の使い方あたりが最優先です。
7〜9月頃
4月から6月の間で基礎が出来るようになれば、次は夏休みごろから応用問題に移りましょう。ここでは、標準〜応用レベルの問題を演習していくことになります。問題レベルで言うと、大学共通テストの少し難問レベル〜個別学力試験標準レベルの問題です。
加えて、自分が得意で受験に使用できそうな科目を1~2つに絞り、上記2科目に加えて取り組むようにしましょう。
10月以降
10月ごろからは大学共通テスト対策に移行しましょう。
よく、この時期に赤本を解くカリキュラムになっている受験指導を見かけますが、松山大学合格に向けた受験戦略の通り、ここでは徹底した共通テスト対策を行います。具体的には過去問・予想問題集を用いた演習とまとめノートを用いた知識の整理を行います。これを繰り返し、大学共通テスト試験を迎えましょう。
共通テスト後
共通テストを終えたら、後は、赤本(過去問)、設問形式別の特訓を行いましょう。
この段階では特に添削指導が重要になってきます。学校・塾で解答を添削してもらい、松大の個別試験で点数を稼げる答案づくりを学びましょう。
このタイミングから学校の自由登校が始まり、より勉強時間を増やせる時期です。
気を引き締めて仕上げていきましょう。
合格するための基準
目標がある程度具体的に定まったら、「今の自分」を見つめ直しましょう。
2ステップ目では目標と現実の差を確認します。そして、この差を生んでしまった過去にも目を向け、受験本番までに残された時間と照らし合わせながら、このままで期限内に合格に必要な目標を達成することが出来るのか再考しましょう。
模試結果の見方
まずは、あなたの現在地についてです。これは、どうしても模試で評価をするしかないのは周知の事実だと思います。しかし、あなたは、模試の結果を合格判定でしか見ていないということはないでしょうか。
その評価の仕方にはいくつか注意事項があります。
共通テストは、全統マーク模試で評価
なぜ全統マークかというと、一言に問題の質です。全統マーク模試は浪人生を含め、最大規模の受験者数を誇る模試と考えます。そのため、過去の膨大なデータから良質な問題が出題されています。
また、浪人生が多く受験しており、春の段階から本番に近い問題構成・問題の質となっており、単純比較にもってこいと言えます。
もし、あなたの学校が進研模試しか受験しないなんてことがあれば、早急に全統模試への申込みをお勧めします。
しかも、松山大学の入試問題は基本的にマーク式です。
問題の形式も共通テストに似ているので、全統マーク式が一番の指標になることは間違いないでしょう。
記述試験は過去問で評価
次に、記述模試ですが、こちらはあまり当てになりません。
各大学の個別学力試験はそれぞれ特徴があり、一般化された記述模試では目標と比較しづらいと言えます。
そこで、過去問を1年分解いてみることをオススメします。過去問であれば、ネットや赤本などで比較的簡単に手に入るはずです。昔の過去問は良くないかもしれませんが、最近のものから1年分選んでみてください。
模試・過去問の点数をボーダー得点率(偏差値)と比較
最後に気をつけてほしいポイントが上記2つの評価の仕方です。
マーク模試の点数、過去問の点数を先程確認したボーダー得点率やボーダー偏差値と比較してみましょう。
全体の点数はもちろんですが、各教科ごとで何点ぐらい失点しているのか見てみると、あなたの本番での理想的な得点配分が見えてくると思います。
今一度、模試の成績を用いて自分の現在地を再評価してみましょう。
松山大学合格に必要な環境
現在地が評価できたところで、今まで、そしてこれからを評価してみましょう。
なぜあなたは今現在の位置にいるのでしょうか。なぜ目標との差があるのでしょうか。残り1年で果たしてその差は埋まるのでしょうか。
感情的になることなく、冷静に考えてみましょう。
まずは、あなた自身の問題。学校や塾で言われたことを100%こなすことは出来ていましたか?勉強量については嫌でもこれから上がるので問題ありませんが、志望校への情熱は冷めていないでしょうか。
次に、周りの環境はどうでしょうか。あなたが現在地にいるのは今までやってきた勉強が合ってないからかもしれません。さらに、今の環境はそもそも松山大学に合格出来る環境でしょうか。同じような環境で育った人は合格できていますか?環境整備も非常に大事です。
学校の定期テストの点が上がる勉強が、松山大学合格に直結するとは限りません。
戦略は人それぞれ。だからこそ愛大研が徹底サポート!
以上が約1年間の受験計画になります。ここから、1年間でやっていく教材の選定、月間計画、週間計画、毎日の勉強量にまで落とし込み、それをひたすらこなして下さい。そうすれば、あなたは松山大学に合格するはずです。
しかしながら、受験戦略と受験計画は個人で異なります。
ここでの受験計画は始めから松山大学の受験のみを考えた場合を想定していますが、実際は他大学の受験も考慮して勉強の仕方をより詳細に作り込まないといけない上、あなたには微調整や変更が必要になってくるでしょう。
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