こんにちは。愛大研公式ブログ編集部の縄田です。
この記事をご覧になられているあなたは、
- 香川大学に行きたいけどどんな学部があるの?
- 香川大学法学部ってどんなところだろう…
- 法学部に興味があるがあるけど、他の大学と迷っている…
など、様々な悩みや考えがあるかと思います。
本記事ではそんなあなたに、
実際に高校生を指導し、受験、入試に精通しているプロの立場から、
香川大学法学部に合格するための受験戦略を徹底解説していきます。
この記事があなたの志望校合格への参考になれば幸いです。
香川大学法学部の特徴、偏差値や得点率
偏差値や共通テストの得点率について
香川大学法学部の偏差値は、52.5と言われています。(河合塾調べ)
また、共通テストの得点率は67%です。
地方国公立の標準的な得点率と言えるでしょう。
近隣で、同レベルの国公立法学系学部として、愛媛大学法文学部があります。
愛媛大学法文学部の対策記事もぜひ参考にしてみてください!
学部の特色
香川大学法学部の特徴の1つとして2年次から
法律職コース、公共政策コース、企業法務コースの3つに分かれます。
また、1年次からゼミによる少人数指導が開講されており、
教員との距離が非常に近くなり、学びを深めるには最適な環境と言えます。
そして、成績の良かった者には学費を半額免除する特待生制度や
各コースにおいて各学年1年ごと卒業直前に、
優秀な成績をおさめた学生は表彰する優秀成績者表彰制度もあります。
香川大学教育学部の入試状況
受験対策をするうえで、志望校や学部の入試情報を知ることは非常に大切です。
そこで、香川大学法学部の前期試験の情報を「入試科目・配点」と「入試結果」に分けて見ていきましょう。
この記事では前期試験(昼間コース)について書いていきます。
入試科目・配点
まずは入試科目について確認してみましょう。
→令和5年度香川大学入学者選抜要項
香川大学法学部前期日程(昼間コース)の試験は、法学科のみとなります。
以下は各教科の配点です。
国語 | 外国語 | 数学 | 地歴 | 公民 | 理科 | 面接 | 合計 | |
共通テスト | 200 | 200 | 200 | 100 | 100 | 100 | 900 | |
二次試験 | *300 | *300 | 300 |
*印は選択教科・科目を表します。
上の図からわかることは、
共通テスト、2次試験の英語・国語・数学の合計の割合がテスト全体の3分の2を占めています。
そのため、香川大学法学部に合格するためには
英語・国語・数学の主要3教科の基礎固めを念入りに行っていく必要があると言えるでしょう。
入試結果
ここで過去3年間の法学部の入試結果を確認してみましょう。
共通テスト
平均点 |
共通テスト
合格者最低点 |
二次試験
平均点 |
二次試験
最低点 |
合格者
総合平均点 |
合格者
総合最低点 |
|
令和4年度 | 577 | 520 | 208 | 147 | 785 | 738 |
令和3年度 | 619 | 553 | 213 | 140 | 832 | 773 |
令和2年度 | 633 | 564 | 212 | 129 | 844 | 807 |
※図の数字は小数点を四捨五入しています。
※令和2年度ではセンター試験の点数を表示しています。
上の結果からわかることは、
確実に合格を目指すためには、
- 共通テストでは、低く見積もって7割
- 二次試験でも7割程度
の得点率が求められます。
総合得点も、7割(840点)確保できれば安全圏と言えます。
次に、最終志願者倍率を見ていきましょう。
令和4年度 | 令和3年度 | 令和2年度 | |
最終志願者倍率 | 2.3倍 | 2.3倍 | 2.9倍 |
実質倍率 | 1.9倍 | 1.9倍 | 2.4倍 |
もちろん年によって上下することはありますが、
実質倍率は今後も平均の2.1倍付近で安定するでしょう。
香川大学法学部の合格に向けた受験対策
香川大学法学部の入試情報がわかったところで、続いては合格のために対策を練っていきます。
それぞれについて詳しく解説をしていきます。
自分の立ち位置を確認する
最初にすることは、やはり自分の立ち位置を確認することです。
合格を目標にした時、そこに至るまでの“距離”を知る必要がありますよね。
その立ち位置を確認する1つの方法としては学校での模試を振り返るというものがあります。
まだ共通テスト対策の模試を受けたことがない人は、センターの過去問、共通テスト過去問、共通テスト対策の模試の過去問を1年分解くことをお勧めします。
本番のレベルを知ることによって、自分が合格に向けてどれほど勉強しなければならないのか把握できます。
確実に合格を狙うために、試験本番、特に共通テストでの各予備校が出す判定ではB〜A判定を出して欲しいところです。
この判定を模試や本番で安定して出すために、逆算して勉強計画を立て、今自分がやるべき勉強をする必要があります。
愛大研、愛大家庭教師研究会ではこの勉強計画や進め方、解き方まで完全サポートする自習コンサルティングを行っています。
下記に詳細な説明を記載しています。ぜひご覧ください。
関連ページ→自習コンサルティングとは
関連記事→第一志望逆転合格を実現する!愛大研の指導や自習コンサルティングを徹底解説
基礎固めが勝負!
香川大学法学部で合計点の75%を占める共通テストでは90%基礎的な部分が問われます。
例えば、数学であれば典型問題があります。その問題を確実に正解できることが安定して7〜8割を取るために重要になってきます。
他の科目も同じように、基礎があり、それらを1つ1つ丁寧に抑えていくと共通テストでもきちんと点数を確保できます。
二次試験でも、基礎ができて初めて解ける応用問題が多いです。
応用問題は、例外なく基礎問題の組み合わせでできています。
いきなり応用問題に手を出しても全く意味がないです。
コツコツ基礎を積み重ねていきましょう。これが1番の近道であり、王道です。
暗記科目の点数は9割目指す
特に、社会などの暗記科目では、共通テストの目標得点率を9割として下さい。
これは、もし主要科目で大コケした時の転ばぬ先の杖となるからです。
主要科目で安定して取るのはなかなかに難しいです。特に国語は点数が大きくブレる人が多いです。ある程度安定させることはもちろん可能ですが、ここに期待と依存はできません。
その反面、暗記科目は覚える作業がほとんどですから、点数が非常に安定します。
もし、主要科目で7割取れなかった時の保険として、暗記科目9割なんです。
主要科目でもし大コケしても、この暗記科目が助けてくれます。
主要科目がうまく7割取れたら、暗記科目での得点9割のおかげで合格により近づきますよね。
暗記科目は、やればやっただけ成績に反映されます。正直、気合の部分もあります。ここは必ず死守しましょう。
共通テストと2次試験、どちらから対策すべきか。
共通テストと2次試験、どちらから対策したらいいの?と悩む方もいると思います。
そんな人は、絶対に共通テストの方から対策してください。
理由としてはやはり共通テストは基礎的なことが問われるため、まずは基礎を固めることが大事だからです。
それに、基礎をしっかり固めていると、香川大学の2次試験は共通テスト後にしっかり対策すれば十分に間に合うからです。
また、共通テストで十分な得点を稼げなければ、香川大学法学部の2次試験を受けられなくなる(志望校を下げざるを得ない)可能性があります。
香川大学法学部の”共通:2次”の割合は、”3:1”ですから、逆転合格は不可能ではないです。ですが、共通テストでリードすればするほど合格には有利に働きます。
これらを踏まえまずは共通テスト対策から始めましょう。
香川大学法学部合格に向けた具体的な各科目の対策
ここからは1年間を通して、英語、数学、国語でどのような勉強をすればいいのかについて解説します。
英語
英語は、まずは単語帳の暗記から始めましょう。共通テストと二次試験で余裕を持って挑むためには、単語帳1冊を覚えておくことは大前提です。
夏休み中には、1冊の単語帳の8~9割を覚えておくことが望ましいです。理由は、夏休み以降は、どんどん英語長文を読んで演習を積んでいって欲しいからです。
また、文法も疎かにしないようにしましょう。
英語長文は文法の理解なくして読むことは不可能です。
文法問題集を一通り解いた後、間違えたところは復習をしつつ、英語長文で分からなかったところも適宜復習してコツコツ知識を増やしていきましょう。
11月ごろから、センター試験、共通テストの過去問を解いていきましょう。間違えた原因を1つずつ潰していくと、10年分ほど解いた時にはかなり実力がついています。
無事共通テストが突破できれば、あとは2次試験対策ですが、試験日までの約1ヶ月で十分記述対策は可能です。
数学
数学は、基本事項、典型問題を抑えることが最重要です。
しかし、ただ公式暗記をして、ただ問題を解いて…を繰り返すことは全く成績UPに繋がりません。
大事なのは、“なぜこの公式が成り立つのか、なぜこの解き方をするのか”を全て自分で説明できることです。
普段の学習をなんとなくで済ませていませんか?公式の丸暗記になっていませんか?例えば、2次関数の解の公式って、自分で導き出せますか?
こういったことを自分でできるようになると、数学は伸びが全く変わってきます。
これらを踏まえ、チャート式などの問題集で典型問題を抑えていきましょう。
共通テストは、上記ができていれば、あとは問題形式に慣れるだけです。11月ごろから共通テスト、センター試験の過去問を解き始めましょう。
2次試験も典型問題が丸々出ることがあるので、記述式で典型問題が網羅できるようにしていきましょう。
国語
共通テスト対策と二次試験対策は並行して行いましょう。
国語も夏休みまでに基礎事項を押さえておくのが望ましいです。
具体的には、古文の単語・文法・背景知識、漢文の句法・熟語の読み・意味です。
共通テストの国語の200点のうち、100点は古文漢文が占めます。国語で安定して点数を出すには、この古文漢文をいかに失点しないかが重要となります。
漢文は比較的簡単で、句法と漢文独特の単語の読み・意味を覚え、共通テスト、センター試験の過去問演習をしっかり行うと点数は安定してきます。
その反面、古文は、覚えることがたくさんあります。単語や文法はもちろん、背景知識もある程度理解しておく必要があります。
例えば、中宮ってすぐ何か説明できますか?
正解は、天皇の正妻のことです。
古文常識と言われるもので、知っているといないとでは内容理解に大きな差が出ます。マドンナ古文常識などを使って勉強していくのが良いでしょう。
また、古文の単語は夏休みの終わりにはほとんど暗記できている状態が望ましいです。夏休み以降は問題集などで演習の時間を確保する必要があるからです。
また、古文の単語は1つの意味だけではなく、2つ目、3つ目の意味の漏らさず覚えるようにしましょう。過去のセンター試験では、何度も単語の2つ目、3つ目の意味を問う出題がありました。
もし失点すると、1問約5〜7点ですが、相当重いです。細かなところもしっかり落とさないよう覚えておきましょう。
また、古文の文法を勉強する際、1番のおすすめは全文現代語訳です。1文ずつ丁寧に訳していくことで、10文ほど訳し終えた頃には大体の文法知識が出てきているはずです。
これらを文法書を引きながら何度も復習することで着実に力はついていきます。
あなただけの戦略と計画で合格を勝ち取ろう!
いかがでしたか?
合格への道のりは険しく困難なことも多いと思います。
そのため計画的に勉強を進め、苦手を把握し、1つずつ克服していくことが大事です。ここであげた勉強はあくまで一例にすぎませんので、これを基に自分なりの計画を立てることもいいでしょう。
しかし、自分だけで目標を立てるのが不安だったり、やり方がわからない人も多いかと思います。
そんなときには気軽にご相談ください。
愛大研、愛大家庭教師研究会では、過去のデータはもちろん、あなたの合格への思いとともに、あなただけの合格プランを作成させていただきます。
愛大研、愛大家庭教師研究会では無料体験授業を行っています

本記事で、愛大研、愛大家庭教師研究会に少しでも興味を持ってくださった方や、「逆転合格で第一志望校を狙いたい!」という方は、気軽に無料体験授業にお越しください!
また、オンライン指導にも対応しております!お気軽にご相談下さい。
愛大研の紹介記事→E判定からの逆転合格者を生み出す松山市の学習塾『愛大研』の無料体験授業とは?
ともにあなただけの志望校の合格プランを立てませんか?
お待ちしています。
コメント