愛媛大学法文学部に合格するには?【傾向と対策をプロが解説】

愛媛大学法学部に合格するには? 愛媛大学受験情報

こんにちは。愛大研公式ブログ編集部の今井です。

今回は、愛媛大学法文学部への合格を狙うあなたへ向けて、愛媛大学の入試科目や出題傾向を確認します。

「どのくらい点数を取れれば合格できるの?」「どんな勉強をすればいいの?」という疑問を持っている方もいるでしょう。

そんな疑問を、愛媛大学の法文学部に受験経験のある私が、経験者の立場から解決していきます。その上で、どのような学習を進めていけばよいか、法文学部生の視点から解説してきたいと思います。

愛媛大学に合格したいなら!【受験のプロが勉強方法と対策を語る】の記事でもお伝えしたように、志望校合格には明確な目標設定と綿密な計画が不可欠です。

愛媛大学法文学部の入試とは

昼間主、夜間主ともに文系科目が勝負です。後述しますが、センター試験でどれだけいい点をとれるかにかかっています。

法文学部の入試科目・配点

昼間主、夜間主ともに、センター試験の配点は次のようになっています。

国語 英語 数学 地歴公民 理科
200 200 100(50) 200 50(100)

二次試験の配点は、それぞれ下記の通りです。

【昼間主】

国語 英語
250 250

【夜間主】

国語 英語
250 なし

昼間主、夜間主ともに、センター試験の配点は750点で、そのうち文系科目の配点が600点を占めます。英語や国語はもちろんですが、地歴公民の点数も大きく合否にかかわってくることが分かりますね。

二次試験については、どちらも国語が250点。昼間主のみにさらに英語が250点課されます。

法文学部の入試状況

過去三年間の合格者の情報を見ていきましょう。

  コース センター試験 二次試験 総合点
平均点 最低点 平均点 最低点 平均点 最低点
2019 昼間主 548 501 325 273 874 835
夜間主 485 451 179 162 665 643
2018 昼間主 523 468 331 261 855 801
夜間主 455 398 156 113 611 575
2017 昼間主 527 461 289 215 816 765
夜間主 454 406 138 102 592 539

昼間主は、センター試験の満点は750点、二次試験の満点は500点。合計1250点の配点。

夜間主は、センター試験の配点は750点、二次試験の満点は250点。合計1000点の配点。

昼間主の方が夜間主よりも全体的な得点率が高いことが分かります。

愛媛大学法文学部合格に向けた対策

ここからは、愛媛大学法文学部に合格するために、どのような対策を立てるべきか、以下の2段階に分けて解説します。

  • 自分の現状を把握する
  • 合格のための受験戦略を立てる

それぞれについて詳しくみていきましょう。

自分の現状を把握する

まずは、自分が英語と国語でどの程度点数がとれるのか、確認してみましょう。昼間主を受験するのであれば、それぞれ少なくとも七割はとりたいところです。

まずは1年分センター試験の過去問を解いてみて、自分がどの大問が苦手で、どの分野を重点的に行うべきか分析しましょう。七割をとるためには、英語でも国語(古文・漢文)でも、基礎的な単語力や文法力が不可欠です。

地歴公民については、現段階では解けない問題も多いと思いますので、過去の模試やテストを見直し、自分が忘れている範囲を確認・復習しましょう。早いうちの復習が、受験後半期の助けとなります

愛媛大学法文学部合格のための受験戦略

合格のためには、受験勉強をどのように進めていくのか、戦略的に考える必要があります。その上で大事な以下の3つのポイントについて解説しましょう。

  1. 目標とする得点率をきめる
  2. 特にセンター対策を徹底する
  3. 地歴公民もおろそかにしない

1.目標とする得点率

自分がどこを目指すのか明確にしましょう。ここ3年間でも合格者の平均点は大きく推移していますが、総合平均点の一番高い平成31年度の入試結果をもとにすると、目標点の基準は以下の通りになります。

センター試験 二次試験
75% 65%

また、目標点設定には合格者最低点が重要となります。より詳しい目標点の設定は、以下の記事を参考にしてください。

関連記事愛媛大学の合格最低点から考える【愛大のレベルと目標点】

2.特にセンター対策を徹底する

昼、夜ともにセンター試験の配点が大きいのは先ほど確認した通りですね。そして、文系は、理系と比べて二次試験で差をつけることがかなり難しいです。そのため、センター試験で思うような点数が取れなかったとき、二次試験で逆転する、というのはかなり厳しい決断となります。

そうなる前に、まずはしっかりとセンター試験の対策をしていきましょう。センター試験対策は、そのまま二次試験対策にもなるので効率的です。

二次試験対策(英語)は、以下の記事で詳しくまとめています。

関連記事【プロが解説】愛媛大学二次試験(英語)の傾向と対策

3.地歴公民をおろそかにしてはならない

センター試験では、地歴公民の配点も国、英と同じく200点です。社会科目というのは、勉強量がそのまま点数に反映される傾向がより強い科目と言えます。過去問を見て問題傾向をつかんだ後は、自分が苦手な分野を中心に、ひたすらに知識の整理と問題演習を重ねましょう。

地歴公民の勉強は、一朝一夕にできるものではありません。勉強量が点数に直結するからこそ、計画的な学習が必要です。

受験に向けた年間計画の設定

ここからは、1年間を通しての学習計画を紹介しています。英語、国語、地歴公民の文系科目について、以下の5つの時期に区切って解説していきます。

  1. 冬(センター試験前)
  2. 冬(センター試験後)

それぞれについて詳しくみていきましょう。

春は、英国の基本的な知識理解を重点的に行いましょう。

英語

基本的な英単語や文法の理解をしっかりしておきましょう。もちろん、英単語や文法を早めに全て終わらせて、その後は全て問題演習、というような極端なことはできません。しかし、基礎的な勉強に時間を割く時間は、受験期後半になるほど少なくしていきたいです。

今までの模試でできなかったところ、苦手なところを見直すのもよいでしょう。また、リスニングの学習は少しずつ、1年を通して行いましょう。試験音声の音読やディクテーションがおすすめです。特に音読は、長文読解にも役立ちます。

国語

特に古典に力を入れましょう。古文の助動詞、単語、漢文の語法など、復習するべき箇所は多くあるはずです。英語と同様、基礎的な知識を勉強することは早めに終わらせておきたいです。

早めに終わらせたところで忘れてしまうこともありますが、春にやったことを思い出すのと、秋冬に新しく知識を入れるのでは、全く労力が異なります。

地歴公民

2年生時点で習ったことの理解をしっかりしておきましょう。3年生以降も、新しい内容がどんどん入っていきます。私自身、学校の世界史の授業が一通り終わったのはクリスマスの時でした。そんな場合には、春に復習することにより、大分労力が軽くなります。

夏は、センターの過去問を通して、自分の弱点を認識しましょう。

英語

センター試験の過去問を多く解きましょう。少なくとも5年分は解きましょう。どの過去問でも安定して160点をとれる人は、必要以上に多くの過去問を解く必要はありませんので、リスニングや、そのほかの科目に力を入れます。

そうでない人は、自分の問題を認識した上で、以下のように苦手をつぶすような勉強をしましょう。

  • 文法が安定しない→苦手な箇所を文法書で確認。
  • 時間が足りない→長文をひたすら音読。
  • 時間は余るが長文で点が取れない→ひたすら長文精読

時間が足りない場合は特にですが、英語の文章は英語のまま理解する感覚が身につくまで長文を読み込みましょう。

国語

こちらも、センターの過去問を多く解きましょう。10年でも20年でも、多く解けば解くほど良いです。大切なのは、「なんとなく」点が取れるのではなく、しっかりとした根拠を持って正解にたどり着けることです。

英語は安定して点が取れるのに、国語は点数が安定しない、という人もいると思います。そんな人は、過去問を解いて終わるのではなく、しっかりと解説に向き合って、どのような根拠で正解を選べばよいのか訓練することが大切です。

また、英語でも国語でも、過去問を解くタイミングには注意しましょう。1週間に1回のペースで解くのがよいでしょう。そのテストから得ることのできる知識を自分にしっかり落とし込んだうえで、継続的・定期的にテストを受けることで、日々、テストを意識した勉強ができます。漢字に苦手意識がある人は、一度に終わらせようとせず、これも継続的に勉強しましょう。

地歴公民

こちらは、新しく入ってくる内容をしっかり理解することに全力を注ぎましょう。地歴公民においては、二次試験の勉強は必要ありませんので、慌てて過去問を解くよりも、知識の定着が優先です。その際、過去に習ったことと関連させるなどすれば、効率の良い学習が見込めます。

秋は、二次試験の勉強を始めつつ、センター試験に向けて知識理解と演習を進めましょう。

英語

二次試験の学習を始める時期です。特に力を入れてほしいのが、英作文です。過去の模試、市販の英作文テキストなどを用いて、実際に英作文を作る訓練を1日に30分ほどは行いましょう。またその際、自分で採点するのではなく、先生の添削と解説を受けるようにしてください。

しかし、二次試験対策を始める時期とはいえ、やはり重視すべきはセンター試験です。センター試験で安定して七割をまだとれないのであれば、センター試験対策を最重視しましょう。

国語

こちらも、二次試験の学習を始める時期です。センター国語と二次国語では大分対策が変わってきますので、センター試験が終わった後動揺しないように、二次試験の傾向にもしっかり慣れておきましょう。

もちろん、記述問題の解答は、先生に添削をお願いしてください。しかし、あくまでもメインはセンター試験対策ですので、センターと二次が7:3くらいになるような割合で勉強しましょう。

地歴公民

基本的に、夏とやることは変わりません。加えて、11月後半から、センター過去問を解き始めて、傾向をつかんでおきましょう。

冬(~センター試験前)

この時期は、1つでも多くのセンター過去問を解いて、対策を進めましょう。

英語

ひたすらにセンター試験の過去問を解いてください。もちろん、ただ漠然と解くのではなく、しっかりと時間を計りながら、自分がどの大問で時間がかかるのか、どの大問から解けば一番やりやすいか、なども分析しましょう。

また、本番前に意外と点数を伸ばしやすいのが、発音・アクセント問題です。発音・アクセントは、日本語のカタカナ英語と発音が異なる英語が出やすかったりしますし、強く読む部分もある程度ルールが決められていたりします。

今まで感覚で解いていた人も、少しの発音のルールを覚えるだけで、かなり得点率が上がってくるでしょう。そのため、文法や長文だけでなく、少しでも点数を上げるために発アクの勉強もおろそかにしないようにしましょう。

国語

センター試験の過去問を一通り解き終わったら、各予備校が出している類似問題にも、ひとつでも多く着手しましょう。この時期になると、過去問を解く間隔などは特に考えず、2日に1度程度は解いてほしいのですが、解説をしっかり見るようにしてください。

漢文や古文で、穴となって忘れていた語法があることが過去問によって発覚した、ということもよくあります。

地歴公民

毎日過去問をひたすらに解きましょう。地歴公民は、過去問が豊富に用意されていますので、各予備校のものまで解くようにしてください。より多く問題と接することで、どのような問題や選択肢が出やすいのか、という傾向がつかめます。

全く同じ問題は出ないまでも、特に倫政や歴史では、見たことのある選択肢がででくる、ということは多いです。その経験が、本番の点数に直接結びついてきますので、問題を解いていて間違えたところは、関連する知識も合わせて、しっかりと復習するようにしましょう。

冬(センター試験後~)

この時期は、国英の二次試験対策を徹底的に行いましょう。

英語

二次試験の過去問を解きましょう。問題数が豊富にありませんので、ひとつひとつの過去問からより多くの事を吸収する姿勢で行ってください。市販のテキストなどを用いて、毎日長文問題に取り組んでほしいのですが、その際気を付けることがあります。

それは、なんとなく読める状態ではなく、文構造を意識して、完全に訳せる状態を目指すことです。センター試験と異なり、記述を求められますので、少しでも解釈に不安がある箇所を見つけたら、しっかりその文に向き合い、100%理解できたら次の問題に進みましょう。

また、英作文については、過去問、市販のテキストや、他大学の過去問も解きながら、一つでも多くの表現を使えるよう心がけてください。関係代名詞、仮定法など、作文するうえで不安な箇所がある場合は、文法書などに立ち返り、基本的な問題で点を落とさないようにすることが大切です。また、英作文は必ず先生に添削してもらいましょう。

関連記事【プロが解説】愛媛大学二次試験(英語)の傾向と対策

国語

こちらも、英語と同様の姿勢で、過去問に取り組みましょう。古文の現代語訳の記述を求められたときなど、曖昧な理解では思わぬ減点を食らってしまいます。古文の現代語訳、漢文の書き下し文や現代語訳をおろそかにしていると、他の受験生と差ができしまうでしょう。

なので、実際に問題が解けるかどうかを過去問で確認し、穴があれば、これも基本に立ち返って一つ一つ不安な部分を消していくようにしてください。英語と同様、必ず先生の添削を受けましょう。

数学、理科の勉強

数学と理科は、150点分しかありませんので、必死に勉強する旨味はあまりありません。しかし、だからといって5割程度しかとれない、ということになると、足を引っ張ってしまいます。

数学、理科は、最低65%をとることを目標としましょう。もし文系科目が安定して7~8割とれるようになり、理数で半分しか取れない、という状態にあるのならば、理数科目の基礎的なところを勉強するのをオススメします。

特に、筆者の経験から言わせていただくと、理科基礎は短時間でかなり点数が上がります。理科に苦手意識があり、後回しにしている人も、安心感を確保するという意味でも、ぜひ勉強しましょう。

計画的な勉強で合格を勝ち取ろう

いかがでしたか?自分の現状を確認し、計画的な学習を行うことが、合格への確実な方法となります。

人によって、得意科目、模試の点数など、状況は様々です。ただ漠然とした意識で学習するのではなく、目的意識や克服するべき課題を念頭に置いた上で勉強を進めると、効率的な学習ができるでしょう。

しかし、このような課題設定や、学習計画の設定に不安を覚える方も多いと思います。そのような時には、愛大研でサポートを行いますので、是非ご気軽にご相談ください。

みなさんが課題を克服し、愛媛大学法文学部に入学できることを応援しています。

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