こんにちは、愛大研公式ブログ編集部の武智です。
この記事を見てくれたあなたは、
- 今治北高校合格のボーダーラインってどのくらい?
- 合格に必要な内申点、偏差値は?
- どんな対策をすれば今治北高校に受かるの?
なんて思っているのではないでしょうか。
毎年多くの県立高校合格者を輩出する学習塾愛大研のプロ講師の目線で、
今治北高校に合格するために【必要な内申点・試験の点・偏差値】について解説し、合格に向けた戦略を紹介しようと思います。
※本記事では”今治北高校本校”についての記事であり、大三島分校に関する記事ではありませんのでご注意ください。
愛媛県の県立高校の入試形態について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
関連記事→【愛媛県立高校入試の仕組みやボーダーラインは?】対策方法も解説
今治北高校の入試システム
今治北高校の事を説明する前に、既にご存知の方もいるかもしれませんが、愛媛県公立高校の入試の制度を説明します。 ここでは簡単に説明していますが、詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
一般入試、特色入試それぞれを、
- 入試科目
- 選抜方法
の2つに分けて解説していきます。
関連記事→【愛媛県立高校入試の仕組みやボーダーラインは?】対策方法も解説
一般入試の入試科目
愛媛県の高校入試では、以下の5科目が入試科目となっています。
英語 | 数学 | 国語(作文) | 社会 | 理科 |
50 | 50 | 50 | 50 | 50 |
各科目50点満点で合計250点満点となっています。
またこれとは別に、面接も科目であるため、面接の対策もする必要がありますが、面接については主に学校で対策をしてくれることが多いです。
特色入試の入試科目
今治北高校の特色入試の検査項目は、商業科、普通科ともに
- 調査書等(内申点)
- 作文
- 面接
の3つとなっています。
また、それぞれの配点比率は順番に、
6:2:2
となっています。
かなり内申点重視な配点となっているので、1,2年生の頃からしっかりと定期テスト対策を行って内申点をあげていく必要があります。
また、今治北高校の特色入試への出願要件は以下の通りです。
1 以下の⑴、⑵のいずれかに該当する者
⑴ 特別活動において熱心に活動したこと、又は優れた実績を残したこと。(例えば、学級委員長・副委員長、生徒会役員などとして熱心に活動した者など。)
⑵ 校内外のスポーツ活動、文化活動、奉仕活動等のうち、いずれかの分野において熱心に活動したこと、又は優れた成果を県レベル以上の各種大会等で上げていること。(例えば、中学時代に3年間継続して部活動等で技能の向上に努め、本校入学後もいずれかの部活動に所属し、継続して活動する意志のある者、県大会で入賞あるいは四国・全国大会へ出場した者、「愛顔のジュニアアスリート認定者」又は「ネクストエイジ育成強化選手」に指定されている者など。)
2 第1学年から第3学年の5教科の評定平均が3.5以上の者
一般入試の選抜方法
愛媛県の高校入試では独自の選抜方法が取られています。
ここではその選抜方法を第1選抜、第2選抜にわけてみていきましょう。
内申点の仕組みについては以下の記事を参考にしてください。
関連記事→【誰でもわかる】愛媛の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由
第1選抜
受験者の中で調査書点(内申点)の上位90%が選抜対象となります。
ここで合格者の70%が決まります。
ちなみに調査書点(内申点)は通知表の5段階評価がそのまま点数となり、全部で9科目あるため、5段階×9科目=45点×3年分で、135点満点という計算です。
そして受験者の調査書点(内申点)上位90%のうちから、
【受験当日のテスト5科目(英語、数学、国語(作文含む)、理科、社会)×50点)の成績順】に合格者が決まります。
第2選抜
第1選抜で合格しなかった受験者と、調査書点が上位90%に残れなかった受験者(第1選抜で対象外だった受験者)が対象となります。
ここで合格者の残りの30%が決まるため、合格する最後のチャンスです。
当日のテストの点(A)+調査書点(B)+面接・調査書の内申点以外の記録[生活態度の欄など](C)の合計点で合否が分かれます。 (C)の調査書の内申点以外の記録[生活態度の欄など]は各高校の学校長に委ねられるので詳細な点数算出方法は不明です。
また、A、B、Cのそれぞれの配点割合は高校によってかなり異なります。
今治北高校では、A:B:C=4 : 3 : 3 となっています。
今治北高校の倍率/偏差値
次に、今治北高校の過去3年間の最終志願倍率を見ていきましょう。 過去の志願状況は以下の通りです。
今治北高校(一般入試)の倍率
普通科 | 令和7年度 | 令和6年度 | 令和5年度 |
定員 | 200 | 200 | 200 |
志願者数 | 205 | 195 | 197 |
倍率 | 1.03 | 0.98 | 0.99 |
商業科 | 令和7年度 | 令和6年度 | 令和5年度 |
定員 | 40 | 40 | 40 |
志願者数 | 48 | 38 | 43 |
倍率 | 1.20 | 0.95 | 1.08 |
情報ビジネス科 | 令和7年度 | 令和6年度 | 令和5年度 |
定員 | 40 | 40 | 40 |
志願者数 | 40 | 35 | 31 |
倍率 | 1.00 | 0.88 | 0.78 |
普通科は過去3年間で、ほぼ倍率が1倍となっています。
倍率はそこまで高くありませんが、定員割れした場合でも不合格となる場合もあります!倍率に関わらずしっかりと対策をした上で受験に臨みましょう。
今治北高校(特色入試)の倍率
今治北高校の特色入試の募集人員と実質倍率は以下の通りです。
- 令和7年度入試
定員 | 募集(%) | 募集(名) | 志願者数 | 合格者数 | 実質倍率 | |
普通科 | 320 | 20 | 40 | 56 | 40 | 1.40 |
商業科 | 40 | 30 | 14 | 52 | 14 | 3.71 |
情報ビジネス科 | 40 | 30 | 14 | 25 | 14 | 1.78 |
※定員:一般入試を含めた全体の募集定員、実質倍率:志願者数を実際に合格した人数で割った値。
令和7年度から始まった特色入試ですが、かなりの高倍率を記録しました。今治北高校以外も軒並み高倍率となりました。
高倍率の理由としては、中学校長の推薦が不要になったこと(受けたい生徒全員が出願できるようになった)が挙げられます。
このことから、来年度以降もこの高倍率は続いていくことを予想しています。
今治北高校の偏差値
また、今治北高校の偏差値は
- 普通科:55
- 商業科:53
- 情報ビジネス科:53
と言われています。
今治北高校合格に必要な内申点、得点
ここまでの情報を踏まえた上で、今治北高校に合格するにはどのくらいの内申点(調査書点)、当日点が必要なのかお答えします!
一般入試合格に必要な内申点
前項でも解説しましたが、第1選抜に入れた方が合格できる確率は高くなります。
逆に、第1選抜に入れなかった場合は合格できる70%のチャンスを失うことになります。学力試験で高得点を目指すのはもちろんですが、内申点にも気を配っておくようにしましょう。
第1選抜の対象になるためには、先述したように、受験者の中で内申点の上位90%以内に入る必要があります。
そのことを考慮すると今治北高校合格を目指すときに最低限目標としたい内申点は、3年間で
- 普通科:95(平均約3.5)点
- 商業科,情報ビジネス科:90(平均約3.3)点
となります。
オール3の中に3~4つくらい4が混じる程度でしょうか。
良い内申点をとるためには、普段の定期テストでいい点をとることが必要です。また、授業に積極的に取り組む態度や宿題や提出物を期限内に仕上げて出すことも忘れてはいけません。
今治北高校を狙うような受験者の多くは、平均より高い内申点と、それに応じた学力を持っています。 それに加えて、第2選抜の選考枠は30%しかありません。
それを考慮すると、少しでも合格の可能性を高めるために、
今治北高校で確実に第1選抜に入れる内申点、95点以上を目標にすることが必要です。
高い内申点をとることを目標にすることで、自分の求める学力のレベルが上がり、本番に高い得点をとることにもつながります。
特色入試合格に必要な内申点
今治北高校の特色入試の検査項目は、
調査書等(内申点)、作文、面接
となっており、その配点比率は、6:2:2となっています。
つまり、かなり内申点が重視されます。
また前述のとおり、今治北高校の特色入試でもかなりの高倍率が毎年予想されます。
このことから、一般入試よりもさらに高い内申点が求められることを踏まえ、特色入試で合格するために最低限目標としたい内申点は、
- 普通科:105(平均約3.9)点
- 商業科,情報ビジネス科:100(平均約3.7)点
となります。今治北高校は定員数が少ないことを加味して少し高めに提示しています。
また、あくまでこれは最低限の目標としましょう。
かなりハイレベルな戦いになりますので、小論文、面接対策も万全の状態で臨むことが前提です。
一般入試合格に必要な当日点
本番の点数は、
160点を目標にしましょう。つまり、各教科32点ずつとることが1つの目安となります。
この目標点はあくまで”第1選抜での合格”を前提としています。
第2選抜では本番の点数の比率が高まるため、”第2選抜での合格を目指す場合”は170点ほどを目標とすべきです。 また、内申点が95に満たない人は、第2選抜で評価される可能性があることを考えると、その内申点をカバーするために、170点を目指して勉強をする必要があります。 また、面接にも力を入れることも大切です。
今治北高校合格ための【科目別】勉強方法
ここからは今治北高校に合格するために、各科目どのように勉強を進めていけば良いか、おすすめの勉強方法を解説しています。
受験勉強を進める上での参考にしてみてください。
国語
国語は、まずは漢字や文法知識といった基本的な問題で点をしっかり確保することが大切です。
漢字は、集中的に勉強するのではなく、普段の授業や読書を通して、漢字を読む、書くことに慣れておくようにしてください。
文法は、「文節相互の関係 (主述の関係,接続の関係など)」、「品詞の分類 (動詞,副詞,感動詞など)」から復習していくのがオススメです。
長文問題は、まずは抜き出し問題を確実に得点できるようにしましょう。ただ漠然と読むのではなく、文の構成や筆者の主張を意識して、普段から長文に触れることが得点アップに繋がります。始めはゆっくりと時間をかけながらで構いませんので、文章の中から答えになる部分を見つける練習をしてみてくださいね。
古文の問題は、できるだけ多くの演習を通して、古文に慣れる事が重要です。それが、本番の長い古文の問題に動揺しないことに繋がります。スピーディーに読解できる力が身に付くまで、演習を繰り返しましょう。
作文は、資料を基に自分の意見を分かりやすく述べる能力が必要です。それを身に付けるために、多くの作文問題を解いてください。ここで、意識してほしいのが、時間を計って行うことと、先生の採点を受けることです。国語でより良い点を取るためには、作文で点を落とさない事が大切です。しかし、作文の力は短時間で身に付くものではありませんので、多くの問題を冬休み明けくらいから解いて、慣れておきましょう。
数学
数学で大切なのは、大問1の計算問題で絶対に落とさないことです。計算ミスを多くするようであれば、速く確実に問題が解けるようになるまで、ひたすら計算に取り組みましょう。計算力が身に付けば大問2以降の問題でも計算ミスによる失点を防ぐことができます。
数学で点数をあげるための効率的な方法は、過去問で出た内容を重点的に勉強することです。 具体的には、連立方程式、一次・二次関数、規則性、合同・相似証明があげられます。 これらの問題は、配点も大きいです。
また、連立方程式や一次・二次関数、証明問題は、問題の傾向がある程度似通っていますので、多く類題を解けば解くほどそれが直接得点アップに繋がります。関数の問題は関数の式を作って座標を求めることと、グラフを描くことは当たり前にできるようになっておきましょう。証明の問題は(1)に問われる証明が確実に解けるよう演習をしておきましょう。
規則性の問題は、苦手意識を持っている人もいるかもしれませんが、数学で高得点を取るため不可欠な範囲です。これも模試や本番形式の問題を多く解いて、【規則性を数式にする】という感覚を身につけましょう。
関連記事→愛媛県立高校入試(数学)の傾向と対策【受験のプロが解説】
社会
社会では、歴史・地理・公民から出題されます。
どの範囲でも共通して言えるのが、用語などの、確実に答えられる問題を増やすことです。そのインプットが進んできたら、過去問を解いて形式に慣れることももちろん欠かせません。
歴史分野では、幅広い時代から出題されていますので、苦手な範囲を作らないようにしましょう。日本史が多く出題されますので、年号や時代区分を意識した勉強を行うことで、年表問題にも対応できます。
地理分野では、資料や地図を使った問題が出題されますので、用語などのインプットだけでは対応できません。普段からグラフや図表を合わせた勉強をおこないましょう。教科書を見るときは文章だけでなくグラフや地図も一緒に確認することをオススメします。
公民分野では、政治・経済分野から幅広く出題されますので、歴史と同様、苦手な範囲を作らないようにしましょう。また、用語をただ暗記するのではなく、政治や経済の仕組みを理解し説明できるようにしておくと得点が安定します。
理科
理科は、物理・化学・生物・地学分野から幅広く出題されます。そのため、自分の苦手な範囲から勉強することが効果的でしょう。
記号問題が多く出題されるとはいえ、問題数が比較的多いので、基本的な問題で時間を割きすぎないように、過去問を解いて時間配分を調整できるようにしましょう。
理科は用語を覚えるのも重要ですが、それよりも、その実験が何を観測するもので、それぞれの現象がどのような理屈で起こっているのか、ということを理解する方が重要です。
例えば中学2年生の化学範囲である炭酸水素ナトリウムの分解で言えば、物質の名前を暗記するのではなく「熱分解すると炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素ができる。このとき水が熱している部分に逆流すると急激な温度変化で試験管が割れてしまうため、試験管の底は高くしておかなければならない。水は塩化コバルト紙が桃色になるかで判断できる。」といった具合です。
関連記事→愛媛県立高校入試(理科)の傾向と対策【受験のプロが解説】
英語
英語は、まずは基本的な単語や連語の意味を押さえる事が重要です。どの問題でも、単語が分からないと内容の読み取りに苦労するので、これまでに教科書に出てきた単語をしっかり復習しておきましょう。
おすすめは、新しい文法や単語を習った時に、自分で英作文を作ってみることです。そうすることで、英語に慣れる事ができ、英作文や文法問題の得点率を上げることができます。
リスニングは、難しい内容はでてきませんので、イラストを見て、言われた内容としっかり結びつけられるように練習しましょう。
長文読解も、習った内容を理解出来ていれば、決して難しい文章ではありません。不安な文法事項を勉強したあとは、長文の内容を理解できるように、多くの問題に取り組んで慣れていきましょう。
関連記事→愛媛県公立入試(英語)の傾向と対策【受験のプロが解説】
過去問の研究
3年生の後半の時期には、過去問を解くことが重要です。
過去問を解くことで、自分の苦手な部分が分かるだけでなく、どのような形式で問題が出るかが分かります。 毎年の出題傾向は、あまり大きく変化していませんので、もし本番まで時間が足りるか不安な場合は、より得点アップにつながりそうな分野を重点的に勉強することもできます。
例えば、数学の場合は、規則性、証明、連立方程式の問題を確実に解けるようになるだけで、大きな得点アップが期待できます。
過去問を解いてみて、いきなり高得点を取るのは難しいです。
また、過去問は数年分はネット等から入手できます。 一度過去問を解いて、復習をしたら、最低でも1週間は期間を置いて、テストを見据えた勉強をした上で、次の過去問に取り組むことをおすすめします。
特色入試の対策
前述のとおり今治北高校は、
調査書(6):作文(2):面接(2)
の配点比率となっているので、まずは何より1点でも多くの内申点を上げることが重要となります。
3年生の2学期までは、定期テストで副教科を含めてとにかく内申点を1点でも多く取れるようにしましょう。
また、2学期以降は小論文、面接対策を行いましょう。
小論文は必ず先生やプロの添削を受けるようにして、何度も練習しましょう。高校入試の小論文で頻出のテーマを、できるだけ多くのものに触れて練習していくのがおすすめです。
面接についても同様に、大人(先生)を相手に何度も練習して慣れておくことが必要です。
また大切なこととして、特色入試では「なぜ今治北高校に入学したいのか」「何を今治北高校で頑張りたいのか」を自分の言葉でアピールできるようになっておきましょう。
今治北高校に合格するための年間計画
ここまでの分析を踏まえ、どのような計画を立てて勉強すればいいのかを、以下の時期ごとに分けて解説していきます。
- 1・2年生
- 3年生 1学期まで
- 3年生 夏休み
- 3年生 2学期
- 3年生 冬休み
- 3年生 3学期
1・2年生
1・2年生の時期は、とにかく日々の定期テストに力を入れることが大切です。
3年生になって、内申点が足りないと後悔しても遅いですので、テスト勉強を必死にして、少しでもいい評定が貰えるよう努力しましょう。
3年生の後半になったら、2年生までの範囲の復習をしなければならない時期が必ず訪れます。その時、過去のテストで必死に取り組んだ人とそうでない人とでは、労力や必要な勉強量が全然異なります。
部活動などで忙しい人も多いと思いますが、自分の苦手な範囲の復習や、先の範囲の予習は、適宜自主的に行う事が重要です。このような勉強習慣を身につけることも、受験においては必要です。
ここで強調しておきたいのは、 受験というのは実質的には1年生から始まっており、その意識を持って勉強を重ねることで、後々大きな差を生むということです。
3年生 1学期まで
3年生になっても、定期テストに力を入れるという姿勢は変えずに、新しく学習する範囲の勉強を進めていきましょう。 英語や数学は、より複雑な範囲が登場しますので、特に自分が苦手だと思う分野は、疑問点が残らないようにすることが大切です。
3年生 夏休み
3年生の夏休みは、授業が進みませんので、今まで学習してきた範囲の復習をするチャンスです。
この夏をどう過ごすかが志望校合格に直結するといっても過言ではありません。
しっかりと学習計画をたて、日々の勉強量をこなしていきましょう。
このくらいの時期からは、教科書の内容を暗記するだけでなく、市販の問題集などを通して問題を解く練習を始めることで、効率的に勉強できるようになります。夏休みは毎日、1・2年生の範囲を中心に、最低一冊の参考書、もしくは問題集を決めて、毎日解くようにしてください。
ここで重要なのは、一度解いて終わりにしないことです。
同じ問題でも、2・3周することでより確実な知識が身につきます。反対に、1周解いただけで、別の問題集に移行するのは、効率の良い勉強法とは言えません。ちなみに、私の指導する愛大研では最低3周は問題集を解くことを義務付けています。
また、問題を解き終わったらそのままにするのではなく、見直しをしましょう。
「なぜ間違えたのか」、長文読解なら「模範解答と自分の解釈でどこが違っていたのか」を解説を見ながらしっかりと見直すことで、次に同じような問題が出た時に正解できる可能性が大幅に高まります。反対に、自分が間違えた問題を復習せず放置するといつまでたっても解けないままになるので気を付けてくださいね。
3年生 2学期
3年生の成績を決める上で最も重要な2学期の期末テストがあるので、テスト期間以外にも、日頃から期末テストを見据えた復習をすることが大切です。3年生の内申点を決める最後のテストですので、いつも以上に日々の勉強を大切にしましょう。
期末テストが終わったら、いよいよ本格的に1・2年生の範囲の復習を行いましょう。これまで定期的に復習を行ってきた人は、自分がどの範囲を重点的に学習すればよいかわかるはずです。もし、どのように1・2年生の範囲の復習をすればよいかわからない人は、過去に解いた実力テストや期末テストを見て、自分が特に得点率が悪かった部分を確認するようにしてください。
そのうえで、忘れている基本的な部分を教科書や参考書で確認し、問題を繰り返し解いて、アウトプットを通して知識の定着を図りましょう。
3年生 冬休み
こちらも夏休み同様、復習をするチャンスです。とはいっても、夏休み程長い期間が取れるわけではないので、効率の良い勉強をする必要があります。
具体的には、過去問を1年分だけ解いてみることがいいでしょう。もちろん、まだ学習していない範囲があると思いますので、すべての問題が解けるわけではないですが、それでも多くの問題が解けると思います。
主な目的は、入試本番の具体的な問題傾向や難易度をつかむことです。 自分の実力がどの程度通用するのか、どれくらいのレベルまで達する必要があるのか、というような明確なイメージが分かるでしょう。
繰り返しになるようですが、その過去問で得点率が低かった分野が、自分の苦手な分野だということを自覚しましょう。その類題を参考書等から探して、繰り返し解くようにしましょう。
特に数学は、問題傾向が似通っていますので、同じような問題を解けば解くほど、それがそのまま得点アップにつながるのです。
3年生 3学期
3年生の3学期になると、全ての科目で入試本番に出題される範囲を学習し終えるでしょう。それが具体的にいつになるかは学校によって異なりますが、その新しい範囲が弱点にならないように、授業に集中して取り組みましょう。
特に、理科は終盤に天文分野を学習しますが、この範囲を苦手とする受験生は多くいます。受験に近い時期に習う人が多いですが、理解が不十分なまま本番に臨むことのないようにしましょう。
また、この時期になると、新しいことを吸収するよりも、より多くの過去問や本番形式の問題を解いて、間違えた部分を復習することで、知識の穴を埋めることが重要です。発展的な問題に挑戦するより、基礎~標準レベルの問題を確実に落とさないようにしましょう。
あなただけの対策で今治北高校に合格しよう!
いかがでしたか?
今治北高校合格のためには、内申点を上げる、自分の苦手教科を克服するなど、自分の課題を明らかにして、勉強の指針を立てることが大切です。
自分の現在地を確認した上で、効率の良い勉強方法を確立することが、今治北高校合格のためには不可欠です。
しかし、このような課題設定や、学習計画の設定に不安を覚える方も多いと思います。
そんなあなたには、この記事を作成した愛大研がサポートを行いますので、是非ご気軽にご相談ください。 この記事を読んでくれたあなたが、課題を克服し、今治北高校に合格できることを応援しています。
今治北高校受験なら愛大研にお任せください

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