こんにちは、愛大研編集部の武智です。
この記事をご覧になっているあなたは、
- 地域協働学部の偏差値や倍率は?
- 地域協働学部合格に必要なボーダーラインや得点は?
- 合格したいけどどう対策すればいいかわからない
などなど、いろいろな不安を抱えているのではないでしょうか。
本記事ではそんな疑問に応えるべく、入試の解説からボーダーライン、そして入試対策の方法までまとめて徹底解説しています!
ぜひ参考にしてみてください。
高知大学地域協働学部の入試情報
まずはあなたの志望学科の募集要項、入試科目について調べてみましょう。
効率よく勉強するためにも、入試の特徴などについて知ることは大切ですね。
まずは、あなたの受けたい学科の入試科目を確認しましょう。
地域協働学部の一般入試において意識すべき点は次の3つになります。
- 配点の大きな科目(国語と英語)から先に対策をする
- 受験する科目を設定する
- 早いうちから面接対策をする
入試科目/配点
その理由は、科目ごとの点数配分を見ると分かります。
試験の区分 | 国語 | 社会/理科 数学/情報 |
外国語 | 小論文 | 面接 | 合計 |
共通テスト | 200 | 100 | 200 | – | – | 500 |
個別試験 | – | – | – | 200 | 300 | 500 |
合計 | 200 | 100 | 200 | 200 | 300 | 1000 |
共通テストと二次試験の配点率は50%ずつとなっています。
また、共通テスト500点の内、なんと400点を外国語と国語2科目が占めていることが分かります。
情報も選択科目に入っていることも特徴的です。
こうしてみると、重点的に取り組むべき教科が見えてきますね。
では、具体的にどれくらいの得点があれば受験に合格できるのでしょうか。
こちらも確認してみましょう。
最新の実質倍率を見ていきましょう。
(参照:https://www.kochi-u.ac.jp/kyoikujoho/04/nyusi_suu.html)
2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | |
実質倍率 | 2.53倍 | 1.07倍 | 2.21倍 |
※実質倍率=受験者数÷合格者数
【最新版】共通テスト・二次試験のボーダー
合格者最低点を見ていきましょう。
これがいわゆるボーダーラインというものです。
なお、合格者最低点は高知大学のホームページに載っています。→高知大学:入試データ・成績開示
注目すべきは、各試験における満点と最低点です。ここから得点率を割り出しましょう。
ここでいう得点率とは、 合格するための”最低点を満点で割って出す”ものを言います。
【共通テスト】のボーダー
まずは最新の共通テストにおける合格者最低点を見てみましょう。
2024年度 | |||
満点 | 合格者最低点 | 得点率 | |
地域協働学部 地域協働学科 |
500 | 244.6 | 48.9% |
満点は500点で合格者最低点は244.6点です。
得点率 = 得点 ÷ 満点 で求まるので
244.6÷500=0.4892
つまり地域協働学部の合格者最低得点率48.9%となります。
2024年度の前期日程で合格するためには、 共通テストで最低でも5割以上の得点が必要ということが分かります。
ただしこちらは最低限のボーダーラインですので、個別試験で高得点を目指さなければなりません。
共通テストでは、実際はもっと高い得点率を目指した方がいいでしょう。
具体的には余裕を持って合格するためにも、6割5分は欲しいところです!
【個別試験(二次試験)】のボーダーライン
ここまで共通テストの得点率を確認しましたが、個別試験はどうでしょうか。
2024年(令和6年度)の地域協働学部の前期日程は500点満点中、合格者最低点は309.0点です。
つまり、最低点得点率は61.8%となっています。
一般入試で合格を目指すなら、この得点率は絶対に超えておくようにしましょう。
【総合点】のボーダー
最後に一番重要となる総合点のボーダーを確認します。
満点は1000点で、最低点は620.4点、総合最低合格得点率は62.0%です。
つまり、共通テストで最低点(244点)を取った場合は、
620(総合点の最低点)-244(共通テストでの得点)=376 より
個別試験(平均363.8点)で376点を取らなければならないということですね。
今回は地域協働学部の一般入試前期日程を例に挙げました。
あなたの志望する学部のボーダーラインも、先ほどの例と同じように計算してみて下さい。
そうすると、受験に向けてどのくらい勉強しなければいけないのか見えてくるはずです。
難易度と得点率は年度によって変わるので、ご注意を!
高知大学のホームページには過去1年分の合格者情報について載っているので確認してみてください。
高知大学の2024年度の合格者の成績は以下にありますので、参考にしてみてください。
(「2024年度入学者選抜実施状況」より確認できます)
地域協働学部合格に向けた対策と計画
前項で、志望学科合格に向けて目指すべき位置が確認できたと思います。
ここからは、受験戦略と受験計画について紹介します。
ただその前に、目標と現実の差について確認しておきましょう。 実は次のステップに入る前に、この差について理解し、 無くしていくにはどうすればいいか考えていくことが、重要となってきます。
まずは自分の現在位置の確認
まずあなたの現状を確認する必要があります。
最も現状を把握しやすいのは全統模試です。
理由や確認の仕方について過去の記事で解説していますのでそちらをご覧ください。
関連記事→愛媛大学に合格したいなら!【受験のプロが勉強方法と対策を語る】
あなたの現在位置は、目標とどのくらい離れていますか? 模試の判定はどうですか?合格最低点には達していますか? あるいはどのくらい離れていますか?
上の記事も参考にしながら、現状と目標を落ち着いて見比べてみてください。
受験戦略ー地域協働学部に合格するためにー
さて、ここからは地域協働学部合格に向けた戦略を立てていきましょう。
地域協働学部の一般入試において意識すべきは、やはり共通テストだと言えます。
得点の半分を共通テストの点数が占めています。
さらにその中の国語と外国語は8割を占めています。
理科,社会系の科目と違い、国語と外国語は成績が上がるまでに長い時間を必要とします。地域協働学部の受験を考えるなら、まず最初にこの2科目から取り掛かるのがベストでしょう。
もう1つ忘れがちなのが二次試験の面接対策です。
地域協働学部は面接の配点が全体の3割を占めています。
300点満点なので、国語や英語よりも配点が高いのですが、対策を怠りやすい科目だと個人的に思っています。
上記2科目に比べると対策に費やすべき時間は圧倒的に短いですが、対策を始める時期は面接の方が先です。
1~2年生の内から面接でアピールできるようなことを準備できていないと、入試直前に焦ることになるので気を付けましょう。
受験計画ー年間計画から日々の学習量の設定ー
最後に、受験計画についてお話します。
ここでは科目ごとの教材や勉強方法を解説するのではなく、どのような計画を立てればいいかを以下のように各時期に分けて解説していきます。
- 受験初期
- 夏
- 秋~冬
- 共通テスト後
ここから、1年間でやっていく教材の選定、月間計画、週間計画、 毎日の勉強量にまで落とし込み、それをひたすらこなして下さい。そうすれば、志望校に合格できるはずです。
それでは、各時期の計画について詳しく解説します。
受験初期
まず、受験初期は重点的に行う科目を2~3つに絞りましょう。先ほど紹介した戦略例を参考にしながら、あなたが目指す学科合格に最も必要な科目から勉強し、基礎を固めていきます。
地域協働学部を第一志望におくなら、国語と英語に絞って行うことをオススメします。
この基礎固めは、3か月が目安です。後々、長文問題の練習がスムーズにできるよう単語と文法を中心に覚えましょう。1つコツを挙げるとすれば、使用する単語帳を1つに決め、何周もすることです。
また、周回数によって勉強の仕方を変えるのがオススメです。
例えば、
「1周目は単語の意味や解説を隅々まで確認しながら、時間をかけて読む」
「3週目はテスト形式で確認し、覚えていない単語に付箋を貼る」
「5周目以降はスピードを上げて何周も読む」
といった具合です。
もう1つ考えるべきは、面接対策です。
積極的に取り組んだ活動や成果などが無いといざ本番を迎えてもアピールできることがないまま終わってしまいます。早い内から対策しておきましょう。具体的な行動があると話しやすくなります。
高知大学が行っているイベントや地域ボランティアなど、自分が参加できそうなものはないか普段からアンテナを張っておくと良いですね。
夏場は標準~応用問題の演習
基礎ができるようになれば、次は夏場にかけて応用問題に移りましょう。 ここでは、標準~応用レベルの問題を解いていくことになります。
国語と英語で言えば、単語や文法はこの時期までにある程度固めておく必要があります。
共通テストは長文読解がメインなので、問題集やセンター試験の過去問などを使用しながら演習をひたすらこなします。分からない語句がでてきたら解答後に辞書や単語帳を使ってすぐに調べるようにしましょう。
また、共通テスト500点満点の内、残り100点分を占める教科の勉強も本格的に始めましょう。
科目によりますが、こちらも基礎から始め、2~3ヶ月したら実践的な問題に徐々に移っていくイメージです。
前述の通り、合格者最低得点率は約54%ですので、応用問題が解けるというより基礎~標準レベルの問題を落とさないように学力を固めていくのがいいでしょう。
秋~冬は共通テスト対策
2学期からは、共通テスト対策をみっちりと行いましょう。
過去問や予想問題集を解いたり、まとめノートを用いて知識の整理を行ったりします。 二次試験の面接や小論文の対策は共通テスト後でも十分間に合います。
共通テスト後は二次試験対策
共通テストを終えたら、総合問題や面接など、二次試験の対策に移りましょう。
小論文は市販の参考書を使ってもいいですし、似た学部(愛媛大学社会共創学部など)の総合問題の過去問やサンプル問題を解いても力が身に付きます。
面接練習はこの時期から行います。共通テストまでに話すネタを集め、共通テスト後に実践的な練習を行う流れになります。高校の先生や塾の先生などのプロに協力してもらい、面接対策ノートをつくって改善を繰り返していきます。
戦略は人それぞれ。だからこそ愛大研がサポート!
ここまで、高知大学地域協働学部に合格するための計画や戦略について解説してきました。
しかし、受験戦略と受験計画は個人で異なります。
ここに書いた受験戦略や受験計画は一般的なものであり、 より詳細に作り込まないといけない上、あなたには微調整や変更が必要になります。
あなただけの受験戦略・受験計画について詳しくお話が聞きたいというときは、 愛大研の無料体験に是非お越し下さい。受験のプロによる面談を行っております!
オンラインでの推薦・面接対策のコースも人気となっているので、
お気軽にお問い合わせくださいね。
愛大研では無料体験授業を行っています

本記事で、愛大研に少しでも興味を持ってくださった方や、
「逆転合格で第一志望合格を狙いたい!」
という方は、 まずは気軽に無料体験授業にお越しください!
愛大研紹介記事→E判定からの逆転合格を生み出す松山市の学習塾『愛大研』の無料体験授業とは?
ともにあなただけの志望校合格のプランを立てませんか?
お待ちしています。
コメント