高知大学人文社会科学部に合格するには?【偏差値や受験対策を徹底解説】

高知大学対策

こんにちは。愛大研公式ブログ編集部の武智です。

この記事をご覧になられているあなたは、

 

「高知大学人文社会科学部に合格したいけどどんな対策をすればいいの?」

「そもそも大学受験ってどんな風に勉強するの?」

などと、思っているのではないでしょうか。

 

この記事では、そんなあなたにプロとして学習塾を営み受験生のサポートをしてきた経験から

高知大学人文社会科学部に合格するための

  • 知識(入試科目、偏差値、対策など)
  • 具体的な受験対策の内容

について徹底解説していきます。

 

ぜひ、大学受験の対策の参考にしてみてください!

なお、本記事は一般入試前期日程についての解説を行っています。

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高知大学人文社会科学部の入試状況

高知大学 人文社会科学部

受験対策をするうえで、志望校や学部の入試情報を知ることは非常に大切です。

そこで、高知大学人文社会科学部の前期試験の情報を

「入試科目・配点」と「入試結果」に分けて見ていきましょう。

 

入試科目・入試配点

まずは、入試科目を確認していきましょう。

高知大学令和5年度入学者選抜要項

高知大学全体の入試では、もちろん文系理系どちらからでも受験が可能です。

ただし、人文社会科学部の場合、コースによっては共通テストの受験に社会系の科目が2つ必要になります。

 

下の図では、3学科(社会科学コースはA選抜のみ)の配点を簡単にまとめています。

人文科学コース 国語 地歴公民 数学 理科 外国語 小論文 活動報告書 配点合計
共通テスト 200 100 50 50 200 600
2次試験 150 150 300
合計 200 100 50 50 350 900
国際社会コース 国語 地歴公民 数学 理科 外国語 小論文 活動報告書 配点合計
共通テスト 200 100 50 50 200 600
2次試験 200 200
合計 200 100 50 50 200 200 800
社会科学(A選抜) 国語 地歴公民 数学 理科 外国語 小論文 活動報告書 配点合計
共通テスト 200 200 100 100 200 800
2次試験 400 400
合計 200 200 100 100 200 400 1200
※活動報告書の評価は,合否境界上で同順位となった者に対してのみ行います。

共通テストでは、コースによって理系科目の傾斜配点に差があります。

3コースとも、共通テストの全体に占める割合は7割ほどになっています。

 

どちらかと言えば共通テストに占める割合が多いですね。

特に人文科学コース以外は個別試験が小論文で、こちらは共通テスト後に対策をしても間に合うので、まずは文系科目の共通テスト対策から始めると良いでしょう。

 

今年度の共通テスト(令和年5年度入学生)は、1月14日,15日です。

期日はもう決まっているので、早め早めの対策をしていきましょう!

入試結果

ここで過去の人文社会科学部の入試結果を確認してみましょう。

令和4年度の高知大学の入試結果一覧はこちら

例として令和4年の一般入試前期日程を表にまとめてみました。

共通テスト合格者最低点 個別試験合格者最低点 合格者総合最低点
人文科学コース 350 124 514
国際社会コース 340 81 469
社会科学コース(A選抜) 407 230 689

※図の数字は小数点を四捨五入しています。

 

高知大学人文社会科学部の偏差値47.5と言われています。

 

過去の共通テストの合格者の平均点が
人文科学コースと国際社会コースは390点(600点満点)
社会科学コースは400点強(800点満点)であることと、

2次試験平均点が6割前後であることから

確実に合格を目指すには、

  • 共通テストでは、6割5分
  • 2次試験では、6割程度

の得点率が求められます。

 

いわゆるボーダーラインとは、この合格者最低点を参考にするとよいでしょう。

高知大学人文社会科学部の合格に向けた受験線略

高知大学 人文社会科学部
ここまで高知大学人文社会科学部の入試状況、科目などを見てきました。

ここからは確実な合格に向けた具体的な受験戦略を解説していきます。

自分の立ち位置を確認する

最初にすることは、なんといっても今の自分の現状を知ることです。

その手段はなんといってっも学校での模試でしょう。

なぜ模試が必要かは他のブログで解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
関連記事愛媛大学に合格したいなら!【受験のプロが勉強方法と対策を語る】

 

まだ共通テスト対策の模試を受けたことがない人は、

センターの過去問、共通テスト過去問、共通テスト対策の模試の過去問を1年分解いてみましょう。

一問一答の問題集は解けるのに、
センター試験や共通テストになった途端に解けなくなる生徒はかなり多いです。

本番のレベルを知ることによって、
自分が合格に向けてどれほど勉強しなければならないのか正しく把握できますよ。

 

確実に合格を狙うために、
共通テスト模試での各予備校が出す判定ではA〜B判定を出して欲しいところです。

 

この判定を模試や本番で安定して出すために、逆算で勉強計画を立て、
今自分がやるべき勉強をする必要があります。

 

愛大研ではこの勉強計画や進め方、

解き方まで完全サポートする自習コンサルティングを行っています。

もちろん、オンラインの指導にも対応しています。

 

下記に詳細な説明を記載しています。ぜひご覧ください。

関連ページ自習コンサルティングとは
関連記事第一志望逆転合格を実現する!愛大研の指導や自習コンサルティングを徹底解説

基礎固めが合否を決める。

高知大学人文社会科学部で合計点の7割を占める共通テストでは90%基礎的な部分が問われます。

例えば、数学であれば典型問題があります。
安定して7割を取るためには典型問題を確実に正解できることが重要になってきます。

他の科目も同様に、基本事項があり、これらをきちんと抑えていくと共通テストでもしっかり点数を確保できます。

合否には日頃の基礎の積み重ねがとても重要になるので、早い段階から準備を進めていきましょう。

 

暗記科目の点数は死守すべきである。

特に、社会や理科などの暗記科目では、共通テストの目標得点率を9割として下さい。

これは、もし主要科目で大コケした時の転ばぬ先の杖となるからです。

 

主要科目で安定して取るのはなかなかに難しいですよね。

特に国語は点数が大きくブレる人が多いです。

ある程度安定させることはもちろん可能ですが、ここに期待と依存はできません。

出題される内容によっても読みやすさが変わると思います。

 

その反面、暗記科目は覚える作業がほとんどですから、点数が非常に安定します

もし、主要科目で7割取れなかった時の保険として、暗記科目9割なんです。

主要科目でもし大コケしても、この暗記科目が助けてくれます。

主要科目がうまく7割取れたら、

暗記科目での得点9割のおかげで合格により近づきますよね。

特に、人文科学コースでは地歴公民で高得点を取れれば、傾斜配点によりかなり有利となるでしょう。

 

暗記科目は、やればやっただけ成績に反映されます。

ここは必ず死守しましょう。

共通テストと2次試験、どちらから対策すべきか。

高知大学 受験

共通テストと個別試験、どちらから対策したらいいの?と悩む方もいると思います。

そんな方に、人文社会科学部では共通テストから対策することをおすすめします

理由は下記の2点です。

  • 共通テストの配点が高いこと
  • 小論文は共通テスト後に対策すれば間に合うこと

 

共通テストである程度得点できる、つまり基礎力が身についていれば、
個別試験の問題にも対応しやすくなります。

そのため、配点が高い共通テストから対策していくのがいいでしょう。

高知大学人文社会科学部に向けた具体的な各科目の対策

人文社会科学部 受験
ここからは1年間を通して、高知大学人文社会科学部に合格するためにはどのような勉強をすればいいのかについて解説します。

外国語(英語)

英語は、まずは単語帳の暗記から始めましょう。

国立大学を突破するにあたって、単語帳1冊を覚えておくことは大前提です。

3年生の8月末までには、1冊の単語帳の8~9割を覚えておくことが望ましいです。
これは、9月以降にどんどん英語の長文を読んで演習を積んでいくためです。

 

また、文法の基礎は徹底しておきましょう。
英語長文は文法の理解なくして読むことは不可能です。

文法問題集を一通り解いた後、間違えたところは総合英語などを用いて復習をしつつ、
長文読解で分からなかったところも適宜復習してコツコツ知識を増やしていきましょう。

10月、遅くても11月ごろから、センター試験、共通テストの過去問を解いていきましょう。

間違えた原因を1つずつ潰して身につけていくと、10年分ほど解ききった時にはかなり実力がついています。

 

無事共通テストが突破できれば、あとは2次試験対策ですが、試験日までの約1ヶ月で十分記述対策は可能です。

まずは過去問を解いて、レベルを体感しましょう。

数学

数学は基本事項、典型問題を抑えることが最重要です。

「数学ができません…」という生徒ほど基本事項をきちんと抑えられていません。

ただ公式暗記をして、ただ問題を解いて…を繰り返すことは全く成績UPに繋がりません。

大事なのは、“なぜこの公式が成り立つのか、なぜこの解き方をするのか”を全て自分で説明できるかです。

 

普段の学習をなんとなくで済ませていませんか?公式の丸暗記になっていませんか?

例えば、二次関数の解の公式って、自分で導き出せますか?

なんとなく、覚えて使ってませんか?

この公式に限らず、いろんな公式がなぜ成り立っているのか、疑問に思ったことはないですか?

 

なんとなくで通用する問題もありますが、少し捻られたら対応できなくなってしまいます。

そういった基本的なことまでしっかり理解できていると、

数学の伸び具合は大きく変わってきます。

これらを踏まえチャート式などの問題集で典型問題を抑えていきましょう。

 

11月ごろから共通テスト、センター試験の過去問を解き始めましょう。
あとは問題形式に慣れるだけですね。

国語

国語も8月末までに基礎事項を押さえておくのが望ましいです。

 

基礎事項とは、古文の単語・文法・背景知識、漢文の句法・熟語の読み・意味です。

共通テストの国語の200点のうち、100点は古文と漢文が占めます。

国語で安定して点数を出すには、この古文と漢文をいかに失点しないかが重要となります。

 

漢文は比較的簡単で、句法と漢文独特の単語の読み・意味を覚え、

共通テスト、センター試験の過去問演習をしっかり行うと点数は安定してきます。

その反面、古文は覚えることがたくさんあります。

単語や文法はもちろん、背景知識もある程度理解しておく必要があります。

 

「マドンナ古文常識」という参考書などを使って勉強していくのがおすすめです。

 

古文の単語は8月末にはほとんど暗記できている状態が望ましいです。

9月以降は問題集などで演習の時間を確保する必要があるからです。

 

また古文の文法を勉強する際、1番のおすすめは全文現代語訳です。

1文ずつ丁寧に訳していくことで、10長文ほど訳し終えた頃には大体の文法知識が出てきているはずです。

これらを文法書を引きながら何度も復習することで着実に力はついていきます。

横着をせずに真摯に取り組んでいきましょう。

あなただけの戦略と計画で合格を勝ち取ろう!

いかがでしたか?
合格への道のりは険しく困難なことも多いと思います。

そのため計画的に勉強をし、苦手を把握し1つずつ克服していくことが大事です。ここであげた勉強は一例にすぎませんので、これを基に自分なりの計画を立てることもいいでしょう。

しかし、自分だけで目標を立てるのが不安だったり、やり方がわからない人も多いかと思います。そんなときには気軽にご相談ください。

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