愛媛大学医学部医学科に合格するには【傾向と対策をプロが解説】

愛媛大学医学部医学科に合格するための戦略や計画を紹介! 愛媛大学各学部対策

こんにちは。愛大研公式ブログ編集部の縄田です。

 

この記事をご覧になったあなたは…

  • 医師を目指して愛媛大学医学部医学科への合格を狙っている
  • 医師になりたいが、どこの大学を目指すべきか決めかねている
  • 愛媛大学医学部医学科の難易度ってどれくらいなんだろう…

など、さまざまな悩みを抱えておられるかもしれません。

 

そんなあなたに向けて、医学部医学科所属講師も在籍する愛大研が、

愛媛大学医学部医学科の入試結果分析を行いました。

 

そこから合格に向けた受験戦略について解説していきます。

ぜひ、進路選択の参考にして下さいね。

愛媛大学医学部医学科の入試状況

受験をするうえで、まず一番初めにすることは志望校や学部の入試状況を知ることです。特に医学部となると早くから対策をしなくてはならないので、1年生の時から入試状況は知っておくべきです。

ここでは前期試験の「入試科目/配点」と「入試結果/倍率」に分けてみていきましょう。

入試科目/配点

まずは、入試科目について確認してみましょう。

医学部医学科では以下のようになっています。
共通テスト(450)+二次試験(700)計1150点満点
 
共通テストの配点は以下のようになっています。
国語 数学ⅠA 数学ⅡB

理科

(生・化・物・地学から2つ選択)

外国語 地歴公民
100 50 50 100 100

50

※公民は「倫理・政治経済」のみ受験可能
 
 
二次試験では以下のようになっています。
数学 理科 総合問題 面接
200 200 200 100

総合問題の対策は後述します。

また、二次試験の配点比率は約60%です。

国公立の医学部医学科なので当然ですが、二次試験の方が配点率は高いです。

愛媛大学の他の学部と配点割合と比較しても、他学部は30%前後~40%前後なので非常に高いことがわかります。

 

しかしながら、二次試験の配点が大きいですが、逆転しやすいかと言われるとそういうわけでもないです。

詳細は後述しますが、二次試験の数学と理科は他大学医学科入試と比べて比較的簡単です。つまり差がつきにくいと言えます。

したがって、共通テストでどれだけリードできるかが合格の鍵を握っているでしょう。

↓引用データ↓

令和4年度愛媛大学入学者選抜要項

令和4年度一般選抜学生募集要項

入試結果/倍率

ここでは過去3年間の医学科の入試結果を確認してみましょう。

  実質倍率

共通テスト

最低点

二次試験

最低点

総合点

最低点

令和4年度 5.7倍 307 506 863
令和3年度 4.8倍 337 476 852
令和2年度 6.6倍 430 482 952

※数字は小数点第1位を四捨五入しています。

※令和2年度はセンター試験の得点であり、当時は国語の点数200点だったため、合格者最低点が100点近く変わっています。

愛媛大学は全国の国公立大学の中でも倍率はトップクラスです。

言うまでもありませんが、周りは共通テスト9割近く得点する受験生ばかりなので、激しい争いになります。

それゆえ、必ず愛媛大学の医学部医学科に合格したいならば、共通テストは9割を死守するというスタンスで挑んでください。

また、後述しますが、愛媛大学の二次試験の難易度は基礎〜標準レベルで、75%〜80%を超えるような合格者平均となっており、二次試験においてもミスが許されないと言えます。

愛媛大学医学部医学科の合格に向けた受験戦略

受験をする上での戦略を示しています。

続いては合格のための戦略を練っていきましょう。

一般論ですが、医学部医学科を目指す人は、二次試験対策を重点的に行うことが求められます。

しかし、ここで見落としがちなのが共通テスト対策です。医学部を受験する人にありがちなのが二次試験の勉強ばかりに時間を取られ、共通テスト対策を疎かにしてしまうケースです。

あなたもそうではないですか?

 

多くの受験生を見た傾向として、

  • 共通テスト対策を徹底する
    →二次試験の勉強につながり、共通テスト後の対策で効率よく実力がつく。
  • 二次試験の勉強ばかりする
    →共通テストの得点力はつかず、共通・二次ともに点数が上がらない。

 

それだけ共通テストの出題は、独特であり基礎基本を問われます。

共通テストの勉強は二次試験対策の十分条件でしかありません。

しっかりとした共通テスト対策を行い、きちんとした土台づくりを行いましょう。これが基本戦略です。

 

また、二次試験では全ての教科で7~8割を目指しましょう。

数学

数学は、現役合格を狙うならば、数学ⅠA、ⅡB、Ⅲまでの履修を高校1,2年のうちに終わらせておくのがベストです。

どんな難しい問題も高校の教科書に出てくる公式を使えば解くことができます。解答に必要な公式を適確に選択し正しく使うためにも、基礎が大事になるのです。

 

1,2年の間は『チャート式』など、網羅系と言われる問題集を用いて典型問題を一通り解けるようになることが目標です。

逆に言えば、高校3年生からこれらの基礎固めを始めるのは、本番まで間に合うはずもなく圧倒的に不利な立ち位置に立たされます。

また、余裕があれば、一対一対応の演習等で“応用問題の典型問題”と言われる問題も解けるようにしておきましょう。

 

医学科の二次試験において、数学は”応用問題の応用問題”と言われるようなかなりハイレベルの問題が出題されます。

そのため、高校3年生の期間は、できる限り演習(初見の問題に対していかにアプローチするかを鍛え、典型問題のアウトプットを行うこと)を行うことが重要です。

 

ただ、他大学医学部医学科と比べて愛媛大学の数学はかなり優しいと言われています。

とはいえ、やはり基礎は疎かに出来ないので、6月までは典型問題の網羅や苦手分野の克服期間として良いでしょう。

夏休み頃から演習に力を入れていきましょう。愛媛大学医学部医学科の過去問や難関大学の過去問を中心に解いて、二次力をしっかり養成しましょう。

おすすめの問題集は、『理系数学のプラチカ』です。

 

遅くても、11~12月頃から共通テスト対策をしましょう。共通テストの配点が低いとはいえ、その独特な問題形式の対策を疎かにすると痛い目を見ます。

本番までにセンター試験/共通テストの過去問を合わせ、10年分はやっておくことをおすすめします。

総合問題(英語)

地方国立医学部受験と比べて、比較的簡単な問題で構成される数学や理科に対し、

一番差がつきやすい科目がこの総合問題(英語)と言っても過言ではありません。

 

総合問題について、一般選抜学生募集要項に以下のように説明されています。

英文の文章を読んだ上で、その内容に関連した事項について日本語で記述させる問題や自らの考えを英語や日本語で記述させる問題を出題します。

このことから大学側の意図として、

  • 英語は読めて当然である
  • その上で内容を的確に読解できるか
  • 記述問題を通して論理展開力、記述力を問う

ことが挙げられます。

 

英語力が土台となった上での総合問題です。

共通テストになって国語が圧縮されましたが、その分、国語力はここで問われるようになりました。

ここでしっかり得点できれば、逆転も可能、もしくは他の受験生より一歩リードできます。

 

問題に対し正しく解答するためには、普段からの長文問題演習や英作文のストックが欠かせません。

以下に愛大研が選んだおすすめの教材と対策をまとめているので参考にしてください。

 

◯和訳

受験者のレベルが高いため、意味の通じる小慣れた和訳が求められます。時間をかけて和訳演習を行っていきましょう。

おすすめ教材:『英文解釈の透視図

◯単語

出題される英文は、医学部受験生向けに作成されているだけあって、理系をテーマとした長文が多いです。単語はテーマ別英単語帳を使って理系分野の単語を勉強しておくと良いでしょう。

おすすめ教材:『リンガメタリカ

◯読解

ハイレベルな問題集を一冊仕上げることも必要です。早慶や東京・京都を除く旧帝大レベルまで手を伸ばしていいと思います。スペクトルは難易度が高めの理系向け長文問題集ですが、記述問題も多く、著者の一人が関正生先生だけあって解説もわかりやすいです。

おすすめ教材:『英語長文問題精講』、『完全理系専用 英語長文スペクトル

◯英作文

できる限り、多くの日本語から英語の文を覚えておきましょう。覚えれば覚えるほど本番で使えるフレーズが増えて有利です。

おすすめ教材:『ドラゴンイングリッシュ』、『上級問題特訓ライティング

◯要約問題

一部ですが要約問題が出題されます。しっかり要約の手順が載っている教材で、体系的に学習することが必要です。

おすすめ教材:『英文解釈要約精講』、『ディスコースマーカー英文読解

 

高3の春から秋の前半(10月末ごろ)はできる限り、

①演習量を落とさない

②毎日英語に触れる

この2点を意識して継続してみてください。必ず大きな力となります。

 

また、問題演習の際は必ず第三者(学校・塾の先生)の添削を受けましょう。自分では気づけなかったミスに気付いてもらえます。

 

また、他の科目と同様に、共通テスト対策は遅くても11~12月には対策を始めましょう。

上記の対策をしっかりしておけば、過去問演習10年分ほどで点数は9割安定するはずです。

もし、安定しないようであれば、原因をしっかりと分析した上で対処しましょう。

 

どちらもたくさん演習して、他の受験生とここで差をつけましょう。

理科

愛媛大学医学部医学科では、物理と化学の組み合わせのみで受験できます。

2科目計100分の試験です。1科目あたり50分の時間を割ける計算となります。

理科はハイレベルな能力は要求されないので、ミスを徹底的になくす努力をしていく必要があります。

化学と物理について分けて解説します。

化学

まずは学校教材(『リードα』や『セミナー』)を完成させます。完璧になるまで隅々まで繰り返して下さい。この段階から、まとめノートを作り、自分の抜けている知識を書き出してまとめましょう。

 

夏になれば、『重要問題集』などを用いて演習を行います。

分からない問題が出てきたときには先生に質問して速やかに解決することが大切です。この際にも抜けている知識などがあれば、まとめノートへの書き込みは忘れないようにしておきましょう。

 

そして秋からは共通テスト対策です。

この時期は共通テスト演習に集中するのが良いです

出来ることならば、化学基礎にも手を出して演習量を確保しましょう。

理想は共通テストまでに過去問・予想問題(センター試験分も含め)をあわせて100回分仕上げることです。

ただ、全く二次試験対策をしないというわけではありません。共通テスト対策をする上で、先ほどあげたような問題集のヌケモレを抑え、完璧にしていくことが基礎固めにつながり、結果として二次試験の対策に繋がっています。

それゆえ、共通テストのあとには過去問演習をこなしていけば、共通テスト対策で築き上げた基礎があるので、失点が少なくなり、さらに大幅な実力アップが見込めます。

 

愛媛大学化学の二次試験は、大問5題構成で、難易度も標準的なレベルであり、各大問ごとに小問が設定されています。

大問数が多いため、出題される範囲もそのぶん広いです。範囲を絞ったり、苦手単元を放置することはリスクが大きいため、全体的に広く深く知識を詰めていく必要があります。

得意を伸ばすことももちろん大切ですが、愛媛大学医学部医学科では理論、有機、無機、いずれも苦手な分野にしないことがより重要です。

時間も約50分と限られているため瞬時に正確な計算や図をかけるよう日々練習しておきましょう。

物理

物理は単元ごとに勧めていくことをおすすめします。

まず、『物理のエッセンス』などで力学や電磁気など単元ごとに繰り返し行い、完璧になれば次の単元に進むという方法で行っていきます。この段階の勉強は春で終わらせることが出来るよう、計画を立てます。

 

『物理のエッセンス』が出来たら、次は『良問の風』を用いて応用力を養っていきます。

この段階では2〜3単元ごとに繰り返すのがおすすめです。

良問の風も物理のエッセンスも著者は同じなので解説に一貫性があります。分からない分野は物理のエッセンスに戻って基礎の復習を行って下さい。欲を言えば、良問の風を終わらし、『名門の森』や『重要問題集』といった演習量の多い問題集にまでこの時期に手を出しておきたいところです。

 

秋からは共通テストを行いましょう。10・11月頃からが一般的な受験生の目安となります。

正直言って、共通テスト物理では100点を目指したいです。過去問や予想問題集を用いてどんな問題が来ても大丈夫という感覚が出るまで繰り返し演習を行って下さい。

間違えた問題は特に何度も復習をするようにしましょう。

 

共通テストを終えれば、過去問や、同レベルの他大学の問題で演習しましょう。また、夏にやっていた『名門の森』や『重要問題集』を用いて演習量を補いましょう。

愛媛大学二次試験の物理の難易度は、他大学と比べると標準レベルです。

出題される単元は力学・熱力学・電磁気・波動です。しかし、大問が2題しかないため、苦手な単元が出題されると命取りとなってしまいます。

偏りのない学習、苦手を埋める学習を心がけましょう。

先述のように、医学科では大問2題が指定されるのですが、小問の前半はそれほど難しくないです。

確実に得点して、他の受験生に差をつけられないようにしましょう。

 

同様に、共通テストのあとに過去問演習をこなしていけば、共通テスト対策で築き上げた基礎があるので、失点が少なくなり、さらに大幅な実力アップが見込めます。

繰り返しになりますが、共通テスト対策をする上で、先ほどあげたような問題集のヌケモレを抑え、完璧にしていくことが基礎固めにつながり、結果として二試験の対策につながります。

物理、化学いずれも、目標得点率は70%です。

共通テストのみの科目について

文系科目についてですが、ここで苦しんでいる受験生や、国語を苦手とし足をすくわれた受験生を多く見てきました。しかし、正直言って、文系科目の戦略・計画は人それぞれです。

というのも、社会の科目選択も人によって違いますし国語の基礎能力は個人差がかなりある上に、その伸びも他の教科に比べると遅いです。

ここで言っておきたいのは、受験は総合点での争いになります。

あなたが、

  • どの科目でどれくらい得点すればいいのか計算する
  • 国語・社会でどれくらいの点数が必要なのか

という受験戦略が鍵となります。

あなたに合った対策で合格を勝ち取ろう!

少し長めの記事となってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。あなたに役立つ情報があれば私も嬉しいです。

 

医学部合格には、計画的な受験勉強が重要となります。

愛媛大学医学部医学科に入るに基礎をしっかり固め、共通テスト対策をしっかり行い、標準的な問題集を用いて基礎に基づいた確かな応用力を育てることです。奇想天外な発想や教科書に載っていないような裏技的公式などにとらわれることなく、着実に実力アップをして下さい。

 

また、参考書などの詳しいやり方などについては、今回省略しました。さらに、この記事に載せた参考書以外にも入試に合うものは、まだあります。そして、何よりここに書いた戦略・計画並びに参考書の選択があなたに合っているとは限りません。また、学校や塾の授業の活かし方も人によって違ってきます。医学部受験においては、特にそれぞれにあった計画的な受験勉強が重要となります。

 

大手予備校や塾の授業も上手く活かさなければ、貴重な時間の無駄となってしまいます。

 

この記事を読んで、やることや計画が少しでも明確になっていれば良いのですが、

そうでないのであれば、愛大研があなたの力になります。

過去問分析と多くの受験生を指導した経験だけではなく、あなたの今の状況・思いを総合して、あなただけのオーダーメイドのプランを提示します。

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