愛光中学校に合格するには【偏差値、倍率、受験の仕組みを徹底解説】

愛光学園に合格するには 中学受験

こんにちは、愛大研公式ブログ編集部の巻田紗依です。

この記事をご覧になられているあなたは、

私立 愛光中学校(通称 愛光)の受験、進学を考えているけれど、

  • 何から対策を始めていけば良いかわからない…
  • そもそも愛光のレベルってどのくらいなんだろう…

そんな不安を抱えておられると思います。

本記事では、そのような不安を払拭するべく、

現在も教育の現場で受験のプロとして指導をする講師の立場から最新の倍率・偏差値データをもとに愛光中学校(愛光学園)の実情を整理し、

愛光に合格に必要な情報、対策の仕方までお届けします!

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【愛媛松山】プロ講師が選ぶ!中学受験(塾)の選び方とおすすめ5選

愛光中学校の倍率

愛光中学校 

愛光中学校は、その進学実績と知名度から、全国的にも有名な学校です。

そのため、県外からの受験生も数多くいます。

会場ごとの倍率を見てみましょう。

愛光中学校【松山会場の倍率】

まず、愛光中学校の松山会場の倍率を2020年度から2025年度まで見てみましょう。他の年度とも比べることで、近年の動きが見えてきます。

2020 2021 2022 2023 2024 2025
募集人数 200 200 200 200 200 200
合格者数 546 467 509 509 525 435
志願者数 864 767 771 771 725 835
倍率 1.6倍 1.6倍 1.5倍 1.5倍 1.4倍 1.9倍

*倍率は四捨五入しています。

愛光中学校【県外会場の倍率】

次に、愛光中学校の県外会場の倍率を2020年度から2025年度まで見てみましょう。他の年度とも比べることで、近年の動きが見えてきます。

2020 2021 2022 2023 2024 2025
募集人数 200 200 200 200 200 200
合格者数 791 709 661 660 810 647
志願者数 1222 1024 960 887 981 1050
倍率 1.5倍 1.4倍 1.5倍 1.3倍 1.2倍 1.6倍

*2018年度までは、募集人数の内訳が県内生120人、県外生80人でした。2019年度以降に関しては県内外合わせて200人募集となっています。

松山会場では例年800人前後の志願者がいます。

また、県外会場での合計志願者数は1000人前後の志願者がいます。

このことからも安定した愛光中学校の人気が見てとれます。

 

2025年度における松山会場の倍率は1.9倍、

県外会場における合計の倍率は1.6倍と

どちらも例年に比べて高くなりました。

これは受験者が増え、かつ合格者を約250名減らしたことで倍率が上がった、という要因が大きいです。

 

また、学校が2025年度から、男子寮に加えて女子寮が開設されています。

これまで原則「自宅から通える女子」に限られがちだったことが、県外や市外の生徒からのハードルが下がり、県外女子の志願・受験を後押しした可能性があります。

参考:2025年度入試で女子寮を希望される方へ(愛光中学校「お知らせ」より)

倍率は例年多少の上下はありますが、

松山会場は1.5倍〜1.8倍程度、県外会場は1.4倍〜1.5倍程度の水準で安定しています。

愛光中学校の偏差値

愛光中学校 偏差値

また、愛光中学校の偏差値は、一般的に64〜66と言われています。

参考:みんなの中学情報

※偏差値は「目安」であり、どの学校のどの情報を対象にしているかで数値が変わることがあります。「受験生本人が受けている模試の数値で判断」する必要があります。

 

愛光中学校の入試は、中四国の私立学校の中でもトップクラスの入試難易度を誇ります。全国でも上位校と位置付けられてる偏差値です。

入試問題も、普段学校では習わないような、中学入試独特の問題ばかりです。

思考系や記述系の問題も多く、最新の模試結果に応じて国算の得点安定(7割)+理社で平均超えを狙うと合格が近づきます。

その上、難易度も高い問題ばかりで構成されているため、早期のしっかりとした対策が必要となります。

愛光中学校の入試システムとその対策

愛光中学校 入試 計画

愛光中学校では入試において、以下のような形態で実施されます。

時間 配点
国語 60分 120点
算数 60分 120点
理科 40分 80点
社会 40分 80点

試験全体の合計点は、400点です。※面接はありません。

令和7年度における合計点の受験者平均は、252.7点となっています。

各科目ごとの平均は下記のようになります。

  • 国語:76.2点(100点満点)

  • 算数:74.0点(100点満点)

  • 理科: 54.1点(80点満点)

  • 社会:48.4点(80点満点)

令和8年度入試は1月9日(金)の予定で、

国語→理科→算数→(昼食)→社会の順に実施されます。

朝から集中して勉強する習慣をつけておくことも大事になってきます。

また、女子寮を希望する場合は本校会場(松山)で受験することが必須となっていますので注意しましょう。

科目選択について

 受験科目は、国語・算数・理科・社会の4科目か、国語・算数・理科の3科目かを

事前に選択することが可能です。 

以下は愛光中学校入試令和8年度 (2026年度) 愛光中学校 入学試験要項 からの引用です。

3科目受験者は、国語・算数・理科の合計得点を4分の5(320 分の 400)倍し、小数 第1位を四捨五入したものを判定得点とする。

4科目受験者は、国語・算数・理科・社会の合計得点と、国語・算数・理科の合計得点 を4分の5(320 分の 400)倍し小数第1位を四捨五入したものの、いずれか高いほうを 判定得点とする。合格者は判定得点の高いものから選抜する。

要するに、

  • 国語・算数・理科の3科目受験
  • 国語・算数・理科・社会の4科目受験

選択できます。

4科目受験の場合、社会を含めた400点満点です。

3科目受験の場合、合計320点満点を400点に換算して、合計点を揃えます。

4科目受験した場合でも、3科目換算点の方が点数を上回っていた場合は、3科目換算点が合否判定に採用されます。

理科をより重視している入試形式と言えます。

筆記試験

筆記試験では、算数国語理科社会の4科目が受験科目となります。

全ての科目を通して言えるのは、中学入試問題の中でもハイレベルな問題で構成されているということです。

そもそも、中学入試問題自体、普通に小学校で習う内容では太刀打ちできないほどの問題ばかりです。

大人でもその落差の大きさに驚いてしまうレベルです。それほど中学入試問題は難しいのです。

そのため、しっかりとした基礎力定着をいかに早く終え、実戦に向けた問題を解く時間を確保できるかになります。

しかし、見当違いな勉強計画や勉強法を繰り返していると、折角頑張っても思うような結果が得られず、努力がムダになってしまいます。

合格に向けて、受験のプロの対策や、適切な受験のための指導を受けることをお勧めします。

国語

60120点満点のテストです。

出題構成は、漢字の読み書きや日本語独特の表現といった言葉の理解を問う問題や、小学校で学習する言葉のさまざまな

  • 言語知識(漢字・語彙・文法・敬語・ことわざ 等)

  • 長文読解:説明的文章 1題

  • 物語(随筆)文 1題

の3題が出題されます。

特に、説明文、物語文では、受験までどれほど読書をしてきたかを問う意図があります。

  • 文章の流れを正確に把握する力
  • 登場人物の心情を的確に読み取る力
  • それを的確に表現する力

も問われています。

普段の学習から、少しずつ漢字や言葉の勉強を進めておく必要があります。

愛光の合格ラインに乗ってくる受験生は知識問題の失点を極力抑えてきます。

他のライバルにここで差をつけられないようにしっかりと対策しましょう。また、日々の生活の中で読書の習慣をつけることを強くお勧めしています。

「国語力」は一朝一夕で伸びるものではありません。

読書を通してその人の立場に立つ体験であったり、教養が増えたり、言葉の勉強になったりと良いこと尽くめです。ぜひ、生活の中に読書を取り入れてみましょう。

また、近年の傾向としては下記のようになっています。

  • 知識は取り切り型:漢字・語彙・敬語・ことわざは確実に得点化

  • 読解は根拠重視の記述:本文からの引用/言い換えを明示して理由を述べる

ライバルと差をつけるならば、特に記述問題が特に重要になってきます。

理由は、記述問題を感覚に頼って解いている受験生が非常に多いからです。

実は、記述問題にはきちんとした解き方(結論先行+根拠2本など)存在します。

その解き方を身につけるには、何度も読解問題を解き直して解法の筋道を覚え、第三者からの適切な添削を受けることが必要となってきます。

そして記述では自分の言葉で答えを問うこともあるため、ここでも読書で培うべき語彙力が問われていると言えます。

算数

国語同様に、60120点満点のテストです。

大問4問構成です。

  • 大問1:小問集合(8〜10問)…計算・比・図形など全範囲、答のみ採点/配点目安〜70点

  • 大問2〜4:文章題(比・速さ・図形・数の性質など)…途中式・考え方も採点、各15〜18点

答案は採点者に考えを伝えるために書く」という趣旨が明記され、式・根拠を書いて部分点を積むことが大事です。

算数は1番力をいれるべき科目と言っても過言ではありません。

愛光中学校の入試は中学入試独特の算数の問題が出題されますが、全国的に見ても比較的難しい問題ばかりが並べられています。

大問1を取り切り、2〜4は取りやすい設問+部分点を取っていくことが大切です。

合格するためには小学校4年生(3年生2月)には受験勉強を始める必要があります。

ポイントは中学入試のやや難程度の問題を確実に得点する力をつけることと、部分点をもらえるように途中式をしっかり書く練習をすることです。

愛光中学校の入試は、大問1での得点が合否を左右すると言っても過言ではないです。

ここでしっかり得点しつつ、大問2〜4の問題の小問をおさえていくというのが理想的な戦略です

中学入試問題の基礎レベルの一例を挙げます。

問.家から学校まで同じ道を往復しました。
行きは分速80m、帰りは分速60mで歩いたところ、往復で42分かかりました。
家から学校までの道のりは何mですか。

という問題が過去に出題されました。これが中学入試の典型題の1つです。

この問題、中学校で習う方程式を使うと一瞬で解けてしまうのですが、小学生は未履修です。

算数的な解き方ではどのようにすれば良いか思いつきますか?

 

【筆者の解説】

時間比が 3:4 なので、往復42分は 3+4=7等分
1等分= 42÷7=6 42÷7=6  分。

行きの時間= 3×6= 分 なので

距離 =80×18= m
(帰りから求めてもOK)

となります。

 

本番では小学生がすぐにこの解法を思いつくことは当然難しいです。

それゆえ、中学入試の算数は、過去に入試問題の類題を解き、自力で解けるようになっているかが鍵となります。解き方を学んでいるため本番で解ける可能性が格段に上がるからです。

ちなみに、愛光中学校の問題はこれより断然難易度は高いです。

そもそも問題文が複雑なので、問題文を自分なりに図に起こす作業が必要になります。
また、小学生が独学で中学入試問題の解説を理解するのはとても困難です。

このことからも、プロの解説や指導を受けることをお勧めしています。

理科

4080点満点のテストになります。

理科は、基礎力(小学校で習う基本的な知識や問題の解き方)をつけた上で、さらに発展的な内容を学習していく必要があります。

また、それらを活用していく応用力まで求められています。

具体的には、

  • 知識小問:語句・基本現象・器具の扱い

  • 資料読解・計算グラフ・表・実験図から読み取り→計算・記述へ

  • 実験考察:操作・結果・理由を因果関係を持たせて説明
    ※学校の「出題方針」でも、教科書(小4〜6)の実験・観察を重視し、日常の理科現象まで理解を深める姿勢が求められています。

などがあります。

頻出分野としては下記が挙げられます。

  • 物理:てこ/ばね/水圧・浮力/電気回路(直並列の電流・電圧・豆電球の明るさ)

  • 化学:溶解・濃度(質量%)/気体の性質/酸・アルカリ

  • 生物:植物(気孔・道管/師管)/動物の観察/食物連鎖

  • 地学天体(太陽・星の動き、方位と影)気象図/岩石・火山

知識だけを問う問題が少なめで、実験内容や文章を読み取って答える問題が多いので、

知識をしっかりとおさえるのはもちろん、たくさんの演習を積む時間が必要と言えるでしょう。

インプットばかりにならず、適度なアウトプットが大切です。(理想は3:7

また、直近4年間、平均点は46~48点が続いており、毎回6割前後が平均点となっております。
平均点からも難しい問題が多いことがわかりますね。

算数と同様、入試問題の類題をたくさん解き、

難問に対応できる力を身につけていくことが望ましいです。

社会

社会も理科同様40分で80点満点のテストです。

愛光中学校対策となると
とにかく、覚えることがたくさんあります。近年では知識を使った上で、思考力を問う問題も増えてきました。

試験は、地理、歴史、公民の全分野から満遍なく出題されます。

設問の大半は、選択問題から構成されています。

また、近年写真や資料を見て情報を整理する必要のある問題が増えました。そのため時間内に解ききれないことも多いです。問題に慣れて、かつ問題を解くスピードを上げる必要もあります。

 

実際に愛光中学校で出題された易しい問題の一例を挙げると、(若干の改変あり)

問.「明治政府が西洋技術や制度を取り入れるようになり、暮らしの中でも西洋の文化が広がってきた。当時の人々の習慣や暮らしの様子について誤っているものについて次の中から1つ選べ。」

(あ)都市で、レンガ造りの建物やガス灯が現れた

(い)ラジオ放送が始まり、野球、テニスなどのスポーツも盛んになった。

(う)洋服、靴を身につけ、牛肉や牛乳を飲食するようになった。

 

ちょっと止まって考えてみましょう。

 

【解説】

正解は、(い)です。

ラジオの放送が始まったのは、大正時代です。しかし、野球やテニスは明治維新後のお抱え外国人の影響で明治期にはすでに広がり始めていました。

このように、間違いと正解を織り交ぜて出題されます。

時代や国、地名、制度などあらゆる観点から、選択肢のいずれかを変えて出題されます。

対策としては、

インプットした知識を中学入試問題集を通してアウトプットしていき、身について知識を忘れないように復習を繰り返しおこなっていくことが重要です

合格者最低点の違い

では、会場ごとの合格者最低点を見ていきましょう。

愛光中学校合格者の最低点は愛光中学校のホームページで公開されていますので

入学試験結果で紹介されているデータを元にご紹介します。

それでは受験する会場での合格者最低点をチェックしてみましょう。

【松山会場】の合格者最低点

松山会場の倍率を2023年度から2025年度まで見てみましょう。他の年度とも比べることで、近年の動きが見えてきます。

2023年度 2024年度 2025年度
合格者最低点 228点 193点 230点

松山会場では、2024年度に下がったものの、2025年度に230点/400点(58%)となっています。

これは合格者数の抑制の影響と考えられます。

【県外会場】の合格者最低点

次に、県外会場の倍率を2023年度から2025年度まで見てみましょう。他の年度とも比べることで、近年の動きが見えてきます。

2023年度 2024年度 2025年度
合格者最低点 270点 243点 270点

県外会場でも、2024年度に下がったものの、2025年度に270点/400点(68%)となっています。

毎年 松山会場より高めに推移しています。

問題は松山会場と同一ですが、県外会場は受験者数が多く、かつ併願上位層の集中が見られる年が多いため、ボーダーが上がりやすいです。

ですので、松山会場の方が合格者平均点が低く、相対的には合格しやすいです。

 

受験に向けた計画の設定

愛光中学校 偏差値 合格

愛光中学校に合格するには、

中学入試の典型題を早期に網羅し、実戦に向けた問題演習の時間を確保できるかが本当に重要になります。

目安として、遅くとも小学校4年生春からは対策を始めて欲しいです。

理由は、余裕を持って受験勉強を始めておくことで、勉強習慣の定着が遅れたり、学習がうまく進まなくとも、適切な対策を講じることができるからです。

5年生から始めると、学習量の多さについていけなくなる可能性があります。

中学入試問題は典型題を網羅するのにかなりの時間を要するため、対策の開始が早いことに越したことはないです。

学年ごとの習熟度目安についても確認してみましょう。

3年生(2年生1月)まで

3年生までは、学ぶ土台と「勉強習慣」づくりの時期となります。

中学受験ではどうしても自学自習が必要となります。受験前になって急に8時間勉強しましょうと言われても無理だと思います。

目安にはなりますが、平日30〜45分/休日60〜90分(読書含む)を習慣化することが大切です。

内容は特段難しくなくて構いません。目標としては下記のようなことが挙げられます。

  • 毎日の学習・読書のルーティン化(短くても毎日続ける)

  • 国語:漢字・語彙の基礎、音読/要約1行の型

  • 算数:九九・筆算の正確さ、単位・時刻・長さ、線分図での可視化

  • 理社:図鑑や地図に親しみ、観察→メモの習慣

私が指導する際、ご家庭での習慣づけとして、下記のようなメニューを組んでいます。
※生徒によって異なります。

  • 国語:音読(3〜5分)→要点1行→漢字・語彙5〜10問

  • 算数:計算10問→文章題2問を図にする(線分図・表)

  • 理社:身近な自然やニュースを家で1分説明(保護者さまが質問役)
    ※アナウンサーになりきったように

また、自主性のために「持ち物・提出・時間」をお子様が自分で管理できるようにすることも大切です。

4年生(3年生2月〜4年生1月)

4年生は、基礎完成+標準問題への橋渡しの時期となります。

愛光合格を目指すのであれば5年生から応用問題に入らないと間に合いません。そのために基礎問題を完成させることが大切です。

目安ですが、平日60〜90分/休日2〜3時間は勉強時間を取りましょう。

目標としては下記のようなことが挙げられます。

  • 標準レベルの問題で7割安定

  • 記述:20〜40字なら結論→理由で書ける

  • 算数の「型」:比・割合の入口/図形の基本/場合の数の並べ方に触れる

メニュー例も挙げておきます。

  • 国語:漢字・語彙→段落要旨メモ→短い記述(20〜40字)

  • 算数:計算は満点/速さ・面積・角度・小数分数の基礎→類題演習

  • 理社:雨温図・白地図・年表の読み方/基本語句の白紙ゼロに

  • 模試:年2〜3回は受けて場慣れ(間違えた問題は解き直しノートへ)

「間違いの理由」を自分の言葉で言えるか(計算ミス/読み違い/語句)、ノートは人が見てわかりやすい「字・言葉」で書けているかというのもチェックポイントです。

5年生(4年生2月〜5年生1月)

5年生は、応用力を育てる時期となります。

愛光合格を目指すのであれば、5年生となると一般的な中学受験校を目指す6年生と同じくらいの勉強時間が必要になります。

目安ですが、平日90〜120分/休日3〜4時間は勉強時間を取りましょう。

目標としては下記のようなことが挙げられます。

  • 標準〜やや難で合格ライン(7割)を想定した得点設計

  • 国語:50〜80字の記述本文根拠の引用/言い換えを入れられる

  • 算数:比・割合・速さ・図形・数の性質・場合の数を「型」で解ける

  • 理社:資料読解→理由づけの流れが定着

メニュー例も挙げておきます。

  • 国語:長文×2本/週(説明・物語)→根拠線引き→記述直しの反復

  • 算数:小問集合は満点狙い。大問は標準で8割、やや難は途中式で部分点

  • 理科:電気回路・濃度・てこ・天体・気象を反復

  • 社会:地図・統計・年表→最大/最小/差/割合で読む練習/時事を公民語彙で説明

  • 模試:季節ごとに受験し、弱点をテーマ単位で潰す

「見直し」を単位・桁・符号の3点固定で練習する、計算力をつける(朝がおすすめです)ことも大切です。

6年生(5年生2月〜6年生1月)

6年生は、総仕上げと過去問での勝ちパターンを確立する時期となります。

目安ですが、平日120〜180分/休日5〜8時間は勉強時間を取りましょう。

1年の流れとしては下記のようになります。

前期(2〜7月)

  • 総復習+弱点克服(5年の取りこぼしを分野横断で)

  • 算数:標準大問の完答率80%

  • 国語:「記述テンプレ(結論→根拠×2)」の癖づけ

  • 理社:語句白紙ゼロ+資料読解力をつける

夏(8月)

  • 過去問スタート:まず直近2年×1周時間通しで(国算60分/理社40分)

  • 採点は合格最低点+20点の目安で合否判定→解き直しノート

秋(9〜11月)

  • 年度別演習5年分を2周

  • 3科 or 4科の確定(〜10月):4科受験でも3科換算が有利なら採用されるため、理科優先で底上げし、社会は安定加点設計に

  • 会場戦略:受ける会場の合格者最低点を取れるようにする

直前(12月〜本番)

  • 朝:計算10題夜:国語記述2本リライト

  • 理社は「語句の最終周回+資料読解」だけに絞る日をつくる

  • 本番手順の固定:設問全体確認→方針決定→解く→10分前見直し

スケジュールはToDo化 → 日割りで見える化してあげる、模試・過去問は点数より「原因」(時間配分/ミス/理解不足)を分析する、募集要項をしっかり確認することが最終チェックポイントです。

 

演習の時間をしっかり確保して、合格を勝ち取ろう!

愛光中学校 受験 計画

 

いかがでしたか?

愛光中学校合格のためには、早期の基礎力定着、中学入試典型題の網羅、演習の時間確保など、勉強の指針を立てていくことが重要です。

そして、自分の現在地を把握した上で、効率の良い勉強方法を確立していくことが、合格のためには不可欠です。

 

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