こんにちは。香大研公式ブログ編集部です。
この記事をご覧になっているあなたは、
- 香川大学農学部に興味がある!
- 香川大学農学部の入試ってどんな感じなんだろう
- 必要な得点、ボーダーラインはどのくらいなんだろう
など、さまざまな思いや悩みがあるのではないでしょうか。
今回はそんなあなたに、
香川大学農学部合格に必要な偏差値や得点、倍率、ボーダーラインまで
徹底解説します!
ぜひ、進路設計の参考にしてみて下さいね。
香川大学農学部の入試状況
受験を考える際に、志望校や学部の入試情報を知ることは非常に大切なことです。
そこで、香川大学農学部の前期試験の情報を「入試科目・配点」と「入試結果」に分けて見ていきましょう。
この記事では前期試験について書いていきます。
入試科目・配点
まずは入試科目について確認してみましょう。
農学部の学科は応用生物科学科の1つです。
以下は、農学部の入試配点です。
国語 | 数学 | 英語 | 理科①② | 地歴公民 | 合計 | |
共通テスト | 200 | 200 | 200 | 200 | 100 | 900 |
二次試験 | (200) | (200) | 200 |
入試結果
ここで過去3年間の香川大学農学部の入試結果を確認してみましょう。
共通テスト
平均点 |
共通テスト
合格者最低点 |
二次試験
平均点 |
二次試験
最低点 |
合格者
総合平均点 |
合格者
総合最低点 |
|
令和6年度 | 543 | 487 | 125 | 52 | 668 |
624 |
令和5年度 | 551 | 497 | 127 | 74 | 678 |
629 |
令和4年度 | 514.4 | 428.8 | 118.4 | 62 | 632.8 |
584.2 |
※図の数字は小数点を四捨五入しています。
香川大学農学部の偏差値は47.5と言われています。
また、総合点の合格者最低点は平均して約60%です。
最低でもこのボーダーラインを超えるようにしておかないと合格は厳しいでしょう。
香川大学農学部の合格に向けた受験戦略
ここからは確実な合格に向けた具体的な受験戦略を解説していきます。
志望校と自分の成績とを比較する。
最初にすることは、なんといっても今の自分の現状を知ることです。
現状を知る1つの方法としては学校での模試を振り返るということをオススメしています。
まだ共通テスト対策の模試を受けたことがない人は、
センター試験過去問、共通テスト過去問、共通テスト対策の模試の過去問を1年分解いてみましょう。
本番のレベルを知ることによって、志望校合格までに自分がどのくらいのレベルに到達していなければならないかまた、その志望校とのギャップを把握します。
確実に合格を狙うためは試験本番、特に共通テスト後に各予備校が出す判定ではB〜A判定を出して欲しいところです。
この判定を模試や本番で安定して出すために、逆算で勉強計画を立て、
今自分がやるべき勉強をする必要があります。
愛大研ではこの勉強計画や進め方、
解き方まで完全サポートする自習コンサルティングを行っています。
どれだけ基礎固めできるかが勝負。
香川大学農学部で合計点の8割を占める共通テストでは90%基礎的な部分が問われます。
例えば、数学でどの問題集にも載っているような典型問題と呼ばれるものがあります。
安定して共通テスト数学で7割を取るためにはこの典型問題を確実に正解できることがとても重要になってきます。
他の科目も同様に、基本事項があります。それらをしっかり抑えていくと共通テストでも点数を確保できます。
二次試験でも、基本事項(数学ならば典型問題)を抑えて初めて解ける応用問題が多いです。
応用問題は、例外なく基礎問題の組み合わせでできています。
いきなり応用問題に手を出しても全く意味がないです。
コツコツ基礎を積み重ねていきましょう。これが1番の近道であり、王道です。
暗記科目はチャンスと考える。
特に、社会などの暗記科目では、共通テストの目標得点率を9割として下さい。
これは、もし主要科目で大コケした時の転ばぬ先の杖となるからです。
主要科目で安定して取るのはなかなかに難しいですよね。
特に国語は点数が大きくブレる人が多いです。
ある程度安定させることはもちろん可能ですが、ここに期待と依存はできません。
その反面、暗記科目は覚える作業がほとんどですから、点数が非常に安定します。
もし、主要科目で7割取れなかった時の保険として、暗記科目9割なんです。
逆に、主要科目でもし大コケしても、この暗記科目が助けてくれます。
主要科目がうまく7割取れたら、
暗記科目での得点9割のおかげで合格により近づきますよね。
暗記科目は、やればやっただけ成績に反映されます。
これって、チャンスと捉えることも十分可能ですよね。
ここは必ず死守しましょう。
共通テストと二次試験は共通テスト優先で勉強すべき。
共通テストと、二次試験どちらから対策したらいいの?と悩む方もいると思います。
そんな人は、絶対に共通テストの方から対策してください。
共通テストで十分な得点を稼げなければ、香川大学農学部のを受け二次試験られなくなる(志望校を下げざるを得ない)可能性があります。
香川大学農学部の”共通:二次”の割合は”8:2”ですから、共通テストで大きくコケてしまった場合、
逆転合格をすることはほぼ不可能(かなり難しく)となってしまうからです。
共通テストは基本的なことが問われるため、まずは基礎を固めることが大事です。
基礎をきちんと固めていると、香川大学農学部の二次試験は共通テスト後にしっかり対策すれば十分に間に合います。
これらを踏まえ、まずは共通テスト対策から始めましょう。
香川大学農学部合格に向けた具体的な各科目の対策
理科の対策
では、実際にどのように対策をしていけばいいのでしょうか。
本記事で全ての科目の対策をお伝えするのは難しいため、理科に絞って解説させていただきます。
香川大学農学部の理科は、物理、生物、化学の3つから選択可能です。
物理
物理の原理・原則を正しく理解した上で、
「力学」など頻出分野を中心に、セミナー物理などの網羅系問題集を何度も解き直すことが必要です。
特に春は力学の分野を徹底的に学習することが重要です。力学は試験問題の中でも配点が大きく、物理の他分野のベースでもあります。
夏では、波動・熱力学・電磁気の各分野を完成させましょう。
香川大学の物理はほとんどが典型問題と言われるものです。
応用問題も、基礎事項の組み合わせでできたものです。
それゆえ、何度も典型問題を解き直して、正確に問題を解ききる力が必要になってきます。
問題になれるという意味合いをこめて、
秋以降はセンターの過去問や共通テストの過去問10年分や各予備校が出している模試の過去問を演習し、苦手な単元のあぶり出しとその復習を行いましょう。
秋の時点で、共通テスト得点率は7割以上を目指しましょう。
繰り返し、基礎に立ち返って、共通テスト・二次試験までに抜け漏れをなくしていきましょう。
生物
香川大学の生物は、知識、論述ともに多く出題されるのが特徴です。
教科書に載っている知識を、セミナー生物などの問題集を使ってアウトプットして、
学んだ知識を活かせるようにしましょう。
暗記の比重が非常に大きい教科ですので、知識のインプットとアウトプットをバランスよく行って、基本的な知識をしっかり網羅できるようになると良いです。
また、論述問題は、しっかり対策しないと、全くかけないものです。
論述問題の解答を覚えて、似たような問題が出た時にサラサラとかける状態にしておくことがベストです。
また、暗記科目なので、本番のギリギリまで点数が伸びる科目です。
諦めずに最後まで走り抜けましょう!
化学
理論化学の内容を完璧にしていきます。
使う問題集は参考書と問題集をセットで学習しましょう。問題をただ解くだけではなく、知識をきちんと身に着け、本質的に解法を理解することを心掛けると良いです。
理論化学は、計算問題や他分野の無機化学、有機化学を解くうえで確実に必要となる知識ですので、取りこぼしの無いように学習しましょう。
次に、無機化学と有機化学を完成させます。
無機化学も有機化学も、暗記の割合がかなり大きいため時間がかかります。規則性に着目して効率的に学習しましょう。
全体を通して演習をしつつ、冬ごろから共通テストの過去問で演習を積んでいきましょう。
また、二次試験で化学を選択する場合は、二次試験対策の応用的な演習も並行して行います。
関連記事→香川大学の偏差値や合格最低点から考える「香大のレベルとは?」
こちらもご覧ください。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
あなただけの戦略と計画で合格を勝ち取ろう!
そのため計画的に勉強をし、苦手を把握し1つずつ克服していくことが大事です。ここであげた勉強は一例にすぎませんので、これを基に自分なりの計画を立てることもいいでしょう。
しかし、自分だけで目標を立てるのが不安だったり、やり方がわからない人も多いかと思います。そんなときには気軽にご相談ください。
1年後の大学入学試験までに自分の成績を一番上げられるのはどこか考えてみてください。
ただし、どこへ行ったとしても実際に頑張るのは君自身です。
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