こんにちは、愛大研編集部の武智です。
今回は、愛媛県にある偏差値上位の高校を比較し、受験合格に必要な学力をご紹介します。
「自分がいけそうな高校はどこだろう?」
「あの高校に行くにはどのくらい勉強しないといけないの?」
こうした疑問を解消できるように、偏差値や学力の目安はもちろん、合格するための勉強方法も解説していきますので高校選びや受験勉強の参考にしていただければと思います。
この記事を作成した愛大研は、愛媛で何年も受験指導を行なっており、多くの受験生を県立高校、私立高校に合格させていますのでご安心ください。
また、愛大研ブログでは入試科目ごとや県内の高校について対策などをまとめていますので、そちらもご覧ください。
愛媛県内の高校偏差値ランキング
では早速、愛媛県内の各高校の偏差値を見ていきましょう。
同じ高校名でも学科やコースによって偏差値が大きく異なる場合があるので注意してください。
なお、冒頭でもお伝えしたように、本記事では偏差値上位(50以上)の高校のみのご紹介になります。
偏差値75~60の高校
まずは偏差値75~60の高校をリストアップします。
偏差値 | 国公立高校 | 学科・コース | 偏差値 | 私立高校 | 学科・コース |
75 | 75 | 愛光 | 普通 | ||
69 | 松山東 | 普通 | 69 | ||
66 | 今治西 | 普通 | 66 | ||
松山南 | 普通 | ||||
理数 | |||||
64 | 64 | 新田 | 普通科スーパー特進 | ||
63 | 八幡浜 | 普通 | 63 | ||
62 | 松山北 | 普通 | 62 | ||
61 | 新居浜西 | 普通 | 61 | ||
愛媛大学附属 | 総合 | ||||
新居浜工業高等専門 | 機械工学 | ||||
電気情報工学 | |||||
電子制御工学 | |||||
生物応用化学 | |||||
環境材料工学 |
参考記事:https://www.minkou.jp/hischool/ranking/deviation/pref=ehime/c=3/
県内で最も偏差値が高い学校は私立愛光高等学校です。国公立の中では松山東高校が偏差値1位です。
では、これらの高校に受かるための学力の基準はどのくらいでしょうか、偏差値ごとに解説します。
なお、以下は全て高校の偏差値ごとに目標点の大まかな目安をご紹介するものとなっています。各高校の細かい配点方法については別の記事で解説していますので、ボーダーラインや入試制度について詳しく知りたい方は以下の関連記事も合わせてご覧ください。
また、学力の目安は全て愛媛県立入試での得点率から考察しています。私立高校を受験する場合は、愛媛県立入試の過去問もしくは模擬試験でどれくらい点が取れれば大丈夫なのかという参考にしてください。
関連記事→【愛媛県立高校入試の仕組みやボーダーラインは?】対策方法も解説
偏差値75の高校の合格ライン
愛光高校の偏差値75は愛媛県内の高校で最も高いです。
愛媛県立入試程度の難易度であればほぼ満点を取る必要があります。最低でも9割以上、つまり225点以上取れなければ合格は不可能だと考えてください。
偏差値69の高校の合格ライン
松山東高校は偏差値が69です。
第一次選抜での合格を狙うのであれば、当日の筆記試験は210点以上を目標にしましょう。各教科平均42点を取る計算になりますね。目安として、中学校の定期テストでは学年の順位で上位10%以内には必ず入るイメージです。
第二次選抜であれば225点が目安になります。
関連記事→松山東高校の入試対策まとめ
偏差値66の高校の合格ライン
松山南高校や新田高校の普通科スーパー特進コースなどがこの辺りの偏差値になります。
第一次選抜での合格を目指すなら、当日の筆記試験の得点は195点以上を目標にしましょう。各教科平均で39点ずつ取る計算になります。中学校の定期テストでは学年の順位で上位10~15%に入るイメージです。
第二次選抜での合格を目指すなら、210点を超えるようにしましょう。
関連記事→松山南高校の入試対策まとめ
偏差値が61の高校の合格ライン
偏差値が61前後の学校として愛媛大学附属高校や新居浜西高校などが挙げられます。
第一次選抜での合格を目指すなら、当日の筆記試験の得点は180点以上を目標にしましょう。各教科平均で36点ずつ取る計算になります。中学校の定期テストでは学年の順位で上位15~20%くらいに入る感覚です。
第二次選抜での合格を目指すなら、195点を超えるようにしましょう。
関連記事→愛媛大学附属高校の入試対策まとめ
関連記事→松山北高校の入試対策まとめ
関連記事→新浜西高校の入試対策まとめ
偏差値59~50の高校
次に、偏差値が59~50の高校です。
偏差値 | 国公立高校 | 学科・コース | 偏差値 | 私立高校 | 学科・コース |
58 | 大洲 | 普通 | 58 | 帝京富士 | 普通 |
西条 | 国際文理 | 済美 | 普通科特進E | ||
普通科特進国際 | |||||
57 | 宇和島東 | 普通 | 57 | ||
西条 | 普通 | ||||
56 | 松山中央 | 普通 | 56 | 新田 | 普通科特進 |
今治北 | 普通 | ||||
54 | 松山商業 | 商業 | 54 | ||
国際経済 | |||||
53 | 今治北 | 商業 | 53 | ||
情報ビジネス | |||||
八幡浜 | 商業 | ||||
52 | 松山工業 | 建築 | 52 | 済美 | 普通科特進S |
51 | 伊予 | 普通 | 51 | 松山聖稜 | 普通科特進 |
宇和島東 | 商業 | ||||
松山工業 | 機械 | ||||
情報電子 | |||||
松山商業 | 情報ビジネス | ||||
弓削商船高等専門 | 商船学 | ||||
電子機械工学 | |||||
情報工学 | |||||
50 | 松山商業 | 流通経済 | 50 | ||
宇和島東 | 情報ビジネス | ||||
南宇和島 | 普通 |
参考記事:https://www.minkou.jp/hischool/ranking/deviation/pref=ehime/c=3/
では、偏差値ごとに必要な学力の目安も見ていきましょう。
偏差値が58の高校の合格ライン
大洲高校、松山中央高校や済美高校普通科特進Eコースなどは偏差値が58です。
第一次選抜での合格を目指すなら、当日の筆記試験の得点は170点以上を目標にしましょう。各教科平均で34点ずつ取る計算になります。
第二次選抜での合格を目指すなら、185点くらいがボーダーラインだと考えましょう。
関連記事→松山中央高校の入試対策まとめ
偏差値が54の高校の合格ライン
松山商業高校の商業科と国際経済科は偏差値が54です。
第一次選抜での合格を目指すなら、当日の筆記試験の得点は150点以上を目標にしましょう。各教科平均で30点ずつ取る計算になります。
第二次選抜での合格を目指すなら、165点を目標にしてください。
関連記事→松山商業高校の入試対策まとめ
偏差値が50の高校の合格ライン
松山商業高校の情報ビジネス科や南宇和島高校などがここに位置します。
第一次選抜での合格を目指すなら、当日の筆記試験の得点は135点以上を目標にしましょう。各教科平均で30点ずつ取る計算になります。
第二次選抜での合格を目指すなら、150点を超えるように対策しましょう。
関連記事→松山商業高校の入試対策まとめ
志望校に受かるには?偏差値ごとの勉強方法を解説
前項で、入試でどのくらいの得点が必要か確認できました。
では実際にどのように勉強をしていけばいいのでしょうか。偏差値順に大まかな勉強方法を解説します。
偏差値50以上の高校に受かるには
どの教科も基礎レベルの問題から解き始め、最終的には標準レベルの問題まで確実に解けるようにしましょう。各教科の手順は以下の通りです。
英語や理科、社会は単語の意味から復習し、徐々に標準レベルの問題に慣らしていきます。
数学は方程式や因数分解などの計算練習を繰り返し、基礎的な計算力から身に付けましょう。
国語は漢字と文法の復習から始めます。長文読解は短めの問題を用意し、少しずつ文量を増やしていきます。
偏差値55以上の高校に受かるには
基礎レベルの内容を復習し終わったら、次は標準レベルの問題の演習に移ります。標準問題を勉強する中で得意な教科や単元は更に学力を伸ばし、応用問題も解けるようにしておきましょう。各教科の勉強手順は以下の通りです。
英語と国語は単語や漢字などを覚え、文法の並び替えや記述問題をこなし、基礎を完璧にします。長文読解は半分以上正答できるように何度も演習をしましょう。
数学は計算練習や解答パターンを覚えるところから始め、力が付いたら文章問題に移ります。例えば「一次関数」の単元で言えば、まず一次関数の式の作り方を覚えます。問題を見た瞬間、解法が頭に浮かぶくらい演習したら、次は一次関数の式を使った文章問題や図形の面積を求める問題にシフトします。
理科や社会は単語の意味を説明できるようにした後、計算練習や記述問題の解答練習を何度も行います。
偏差値60以上の高校に受かるには
基礎~標準レベルの問題は完璧に解けるようにし、絶対に落とさないようにします。応用問題をどれだけ解けるかが重要になるので、参考書や問題集を使い、様々なパターンの応用問題をこなしていきましょう。
例えば、数学の「証明」の単元なら、図形の合同を証明した後に、ある辺や角の大きさを計算できるようにします。
ちなみに、愛媛大学附属高校の入試問題はかなり特殊な傾向にあるので、必ず過去問を何度か解いておきましょう。
偏差値65以上の高校に受かるには
基礎~標準レベルの問題は当たり前に解ける必要があります。応用問題をどれだけミスしないかの勝負になるので、様々な応用問題に慣れることはもちろん、難関私立高校の過去の入試問題を解いて対策をしていきましょう。
特に私立高校を志望する場合はその高校の過去問を何年分も復習し、出題傾向を理解して対策することも忘れないようにしてください。
課題を明確にして、合格を掴もう
いかがでしたか?
まずはあなたの現在の学力を正しく認識し、偏差値で言えばどの辺りにいるのか確認することから始めてみて下さい。
自分の現在地を知れたら、あとは目標に向かって中身計画を立て、一日の勉強量まで逆算してひたすらこなしていくのみです。
この記事でご紹介したことは入試対策のほんの一部です。志望校ごとの詳細な勉強方法が知りたい方は、ぜひ関連記事をご覧ください。愛大研ブログはこちら
また、具体的にどう勉強していけばいいのか分からない方や、計画の立て方について不安がある方もいるかと思います。
そんなあなたには、この記事を作成した愛大研がサポートを行いますので、是非ご気軽にご相談ください。
この記事を読んでくれたあなたが、課題を克服し、志望校に合格できることを応援しています。
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