こんにちは!愛大研ブログ編集部の清水です。
愛媛大学の学部選びで迷っている方へ。この記事では、合格しやすさという観点から愛媛大学の穴場学部を3つ紹介します。
- 共通テストボーダー
- 倍率
- あまり知られていない穴場な情報
など、愛媛大学の受験に携わってきた、現役塾講師の私が厳選しました!「何が何でも愛媛大学に合格したい」、「どの学部を目指すか決まっていない」そんな方にぜひ参考にしてほしいです。
↓参考動画↓
農学部

まず初めに農学部です。
愛媛大学農学部には、食料生産学科・生命機能学科・生物環境学科の3つの学科があります。 「農学部=農業を学ぶところ」というイメージを持つ人も多いですが、愛媛大学の農学部は、食品科学・バイオテクノロジー・生命科学・環境科学といった分野の研究が非常に盛んで、食品系・生物系の研究で全国的にも評価されています。
そのため、農業だけでなく、食品開発、微生物研究、環境保全、バイオ分野など、幅広い進路に対応できる学部として人気があります。
農学部は、愛媛大学の中でも最も入りやすい学部の一つです。理由は以下の3つです。
参考記事→【2026年最新版】愛媛大学の農学部の過去問と‘‘合格戦略’’を解説
共通テストボーダーが他学部に比べて低い
各学科の共通テストボーダー(合格に必要な最低得点率)は以下の通りです。
参考:パスナビ
| 食料生産 | 生命機能 | 生物環境 | |
| 共通テストボーダー | 54% | 59% | 53% |
特に生物環境学科、食料生産学科が特に低く、ともに55%以下となっています。
そのため、特に穴場なのは生物環境学科と食料生産学科です。
これは愛媛大学の主要学部の中でも最も低いラインです。法文学部や工学部が60%前後必要なことを考えると、農学部は明確に“入りやすいゾーン”に位置しています。
2次試験が比較的簡単
農学部の前期試験は数学と理科ですが、数学に数学Ⅲが必要ありません。
出題範囲は数学ⅠA・ⅡBCのみで、難易度も標準レベルです。
「数学が苦手でも対策しやすい」という受験生にとって非常にありがたい構造になっています。
倍率が安定して低い
農学部は全国的に人気が分散しやすく、愛媛大学でも志願者が爆発的に増えません。
そのため倍率が上がりにくく、合格最低点も安定して低いままです。
特に後述する総合型選抜Ⅱ型ではかなり低い倍率で推移しており、まさに穴場と言える学部学科になっているといえます。
総合型選抜Ⅱ型はさらに穴場!
農学部のそれぞれの学科の”限定された一部のコース”では総合型選抜Ⅱ型が実施されています。
ただしこれは記載のあるコースのみ入試が実施されており、さらに入学後のコース選択も確定した状態になるので、しっかり考えてから出願するようにしましょう。
(2026年現在の情報で、今後入試方式が変更になる場合があります。志望者は必ず事前に調べるようにしてください。)
農学部 総合型選抜Ⅱ型の倍率
| 学科名 | 2026年度(R8)入試 | 2025年度(R7)入試 | 2024年度(R6)入試 |
| 食糧生産学科 知能的食糧生産科学特別コース |
1.3 | 0.4 | 0.3 |
| 生命機能学科 健康機能栄養科学特別コース |
1.0 | 1.3 | 1.0 |
| 生物環境学科 水環境再生科学特別コース |
0.3 | 0.4 | 0.8 |
総合型選抜Ⅱはコースが限定されており、学校推薦型選抜Ⅰや他学科の入試と比べて志願者が少ない傾向にあります。ご覧の通り定員割れすることも少なくありません。
詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
参考記事:【学校推薦・総合型選抜】愛媛大学農学部に合格するには?傾向と対策
以上のようにまとめると、農学部は、
- 共通テストがボーダー得点率低い
- 2次試験が比較的簡単
- 倍率が安定して低い
という三拍子が揃った、愛大の中でも最も狙いやすい学部です。
社会共創学部
社会共創学部には、
- 産業マネジメント学科
- 産業イノベーション学科
- 環境デザイン学科
- 地域資源マネジメント学科
の4つの学科があり、文理融合型のカリキュラムが特徴です。
最大のポイントは、他の学部と比べてフィールドワークが非常に多いこと。地域の企業や自治体と連携した実践的な学びが中心で、教室だけで完結しない地域に根ざした学びが展開されています。
そんな社会共創学部は、配点構造そのものが“合格しやすい”と言える構造があります。
参考記事→愛媛大学社会共創学部に合格するには?【一般入試の傾向と対策をプロが解説】
共通テストの配点率が全学科で高い
社会共創学部は、総合点に占める共通テストの割合が非常に高い学部です。
特に産業イノベーション学科は個別試験が面接のみで、共通テストの配点が高いです。これに加えて面接は差がつきにくいため、共通テストで高得点を取れれば有利に戦えます。
比較として、多くの受験生が志望する愛媛大学の法文学部と比べてみると、共通テストの配点が高いことが分かります。
| 法文学部人文社会学科 | 社会共創学部 産業イノベーション学科 |
|
| 共通テスト | 800 | 700 |
| 2次試験配点 | 570点(国:250点,英語:250点,調査書:70点) | 400点(小論文:100点,面接:300点) |
| 共通テスト配点率 | 58% | 63% |
共通テストボーダーが低い
社会共創学部は、他学部と比べて共通テストボーダー(合格に必要な最低得点率)が低いです。
参考:パスナビ
| 産業マネジメント | 産業イノベーション | 環境デザイン | 地域資源マネジメント | |
| 共通テストボーダー | 57% | 54% | 53% | 55% |
表を見る限り、産業イノベーションは54%、環境デザインは53%とかなり低いです。農学部と同レベルで、愛媛大学の中でもトップクラスに入りやすい学部です。
また産業イノベーションと環境デザインは、共通テストで理科基礎ではなく物理・化学・生物などの専門科目が必要です。そのため受験できる層がやや限られ、志願者が増えにくい傾向があります。
新設学部で知名度が低い
社会共創学部は2016年に設立された比較的新しい学部で、全国的な知名度がそこまで高くありません。そのため他県からの志願者が少なく、受験者が分散し、倍率が上がりにくい状態になっています。
アドミッションポリシーを見てみると、社会共創学部は地域課題にどれだけ興味を持っているか、どれだけ向き合う意欲があるかをかなり重視しています。だからこそ、普段から愛媛のニュースや地域の取り組みに触れている愛媛県民はめちゃくちゃ有利なんです。
「地域の課題をどう解決したいのか」「どんな視点で地域を見ているのか」こういった部分が評価されやすい学部なので、地元で生活している強みがそのままアピールポイントになります。
社会共創学部は「共通テスト勝負」「共通テストボーダーが低い」「知名度が低い」という理由から、非常に狙いやすい学部です。
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法文学部 (夜間主コース)

法文学部の夜間主コースは名前の通り授業が主に夜間開講されます。そのため、少し皆さんの想像するキャンパスライフとは異なります。
しかし、大学生に聞くところバイトや就職活動、プライベートも充実しているようなので大学生活を楽しめないことはないです。
法文学部の夜間主コースは文系の他学部と比べて合格しやすい学部です。
参考記事→愛媛大学法文学部に合格するには【最新の傾向と対策をプロが解説】
共通テストボーダーが低い
多くの受験生が気になるのがやはり共通テストボーダー(合格に必要な最低得点率)の点数です。
昼間主コースと夜間主コースを比べると以下のような差があります。
参考:パスナビ
| 法文学部(昼間主コース) | 法文学部(夜間主コース) | |
| 共通テストボーダー | 62% | 54% |
昼間主コースは60%前後必要ですが、夜間主コースは54%となっており、共通テストの点数がざっと60点近く少なくても合格でき、これは大きなメリットです。
2次試験の負担が軽い
受験において、2次試験の対策には多くの時間を費やすことになります。そのため、2次試験の科目が少ないということは大きなメリットです。
| 法文学(昼間主コース) | 法文学部(夜間主コース) | |||
| 共通テスト | 共通テストは科目・配点ともに両コース同じ | |||
| 2次試験 | 国語 | 250 | 国語 | 250 |
| 英語 | 250 | 英語 | 無し | |
| 調査書 | 70 | 調査書 | 70 | |
夜間主コースの2次試験は国語と調査書のみなので、受験生の2次試験対策の負担がとても軽くなります。だからこそ共通テストに全力を注ぐことができます。また、2次試験の配点が低いため、逆転されにくい配点構造になっています。
法文学部夜間主は、
- 共通テストボーダーが低い
- 2次試験が軽い
という、受験生にとって非常に戦いやすい学部です。
番外編 (工学部)
これまで紹介してきた農学部・社会共創学部・法文学部以外に、惜しくも選ばれなかった学部を紹介します。
それは工学部です。
昨年度入試から受験方式が大きく変化した工学部ですが、いくつかある受験方式の中で合格しやすい受験方式を紹介していきます!
各受験方式の詳細はこちらの記事を参考にしてください!
関連記事→愛媛大学工学部に合格するには?【プロが傾向と対策を解説】
受験科目
工学部の前期試験は4つの受験方式があります。
- 理型入試A型(数学重視)
- 理型入試B型(理科重視)
- 建築・社会デザイン(文理型)
- デジタル情報人材育成
各受験方式それぞれに大きな特徴があります。
今回おすすめする受験方式は理型入試B型です。
| 国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 情報 | 出願書類 | 合計 | |
| 共通テスト | 100 | 200 | 150 | 200 | 50 | 50 | 750 | |
| 2次試験 | 100 | 200 | 50 | 350 | ||||
| 合計 | 100 | 300 | 150 | 400 | 50 | 50 | 50 | 1100 |
他の入試方式と比べて2次試験での理科の配点が大きいです。また、農学部同様に数学Ⅲが不要なところも大きな特徴です。そのため、数学Ⅲが苦手だが理科は得意という受験生におすすめです。
共通テストボーダーが低い
愛媛大学の工学部は受験方式によって、共通テストボーダー(合格に必要な最低得点率)の差が大きいです。
参考:パスナビ
| 理型入試A型 | 理型入試B型 | 建築,社会デザイン | デジタル情報人材育成 | |
| 共通テストボーダー | 55% | 53% | 60% | 59% |
理型入試B型が54%と全受験方式の中で最も低いです。
共通テストボーダーは理型入試Aと大きく変わりませんが、理型入試Aは数学Ⅲが必要かつ理科の出題範囲が同じなため、必要な演習量を考えると理型入試Bの方が合格しやすいです。
穴場学部のまとめ・共通テストボーダーの比較
ここまで、合格しやすい学部を紹介してきました。
合格しやすい学部・学科、共通テストボーダーをまとめると以下の通りです。
| 学部 | 農学部 | 社会共創学部 | 法文学部 | 工学部 | ||
| 学科 | 生物環境 | 食料生産学科 | 産業イノベーション | 環境デザイン | 夜間主 コース |
理型入試B型 |
| 共通テスト ボーダー |
55% | 55% | 51% | 52% | 55% | 54% |
愛媛大学に合格したい受験生は、共通テストで最低でも50%~55%が必要という事が分かります。そのため、2次試験の勉強はもちろん重要ですが共通テストで点数を取れるように勉強していく必要があります。
共通テストは6教科8科目あり、多くの勉強量が必要になります。無計画に勉強を続けると、努力しても点数が伸びにくい状況に陥ってしまいます。だからこそ、合格に向けてプロといっしょに計画を立て効率よく勉強していきましょう!
↓参考動画↓
愛大研では無料体験授業を行っています

いかがだったでしょうか?
愛媛大学にある学部・学科の中でも特に合格しやすい穴場学部を知っていただけたと思います。
本記事は愛大研が作成しました。この記事を読んで「愛媛大学を目指したい」「逆転合格したい」と思った方や愛大研に少しでも興味を持った方はお気軽に体験授業にお越しください。
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